さて今回は、東京都渋谷区のマンションで実施した
居室内の火災感知器の交換および遠隔試験 の様子をご紹介いたします。
◎目次 ・火災感知器の誤作動により交換対応 ・火災感知器の寿命と誤作動の原因 ・交換作業の流れ
🔧 火災感知器の誤作動により交換対応
マンションの管理組合様より、
「入居者宅の火災感知器が誤作動を起こすことがある」とご相談をいただき、
現地確認のうえお見積りをさせていただき、無事に交換工事をご依頼いただきました。
🕒 火災感知器の寿命と誤作動の原因
火災感知器には主に火災による煙を感知する煙感知器と、熱を感知する熱感知器があります。(その他にも炎感知器があります。)
その中でも感知する方法がいくつか分かれるのですが、大体設置から10年~15年程度 が交換目安とされており、
内部の電子部品や感知センサーが経年劣化すると、誤作動を起こすリスクが高まります。
また、上記の耐用年数未満でも以下のような要因で誤作動が発生する場合があります。
- 室内の埃や油分による汚れ
- 結露・湿気の影響
- 感知器周辺の温度変化
今回の現場では、設置から20年以上経過しており、
明らかに経年劣化による誤作動が原因でした。
📸 :今回使用した新しい火災感知器(5個)

⚙️ 交換作業の流れ
【交換前】
該当のお部屋では、誤作動防止のため、既設感知器のヘッド部分を取り外した状態でした。
📸 :交換前の様子

【交換後】
新しい火災感知器を設置し、動作確認のために発報試験を実施。
局所的に加熱することで試験を行う道具、通称「炙り棒」を使って交換した感知器の試験を行います。
また外部試験機による遠隔試験も行い、しっかりと感知・作動し、問題なく受信機と連動していることを確認しました。
📸 :交換・試験の様子
📸:遠隔試験の様子

🧯 消防設備も定期的な点検・更新を!
火災感知器は普段目立たない設備ですが、
万が一の際に確実に作動することが重要です。
使うことがないから、交換費用がもったいないからと言って放置してしまうと、
取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
アメニティ・プラスでは、
- 消防設備の定期点検
- 感知器・発信機の交換工事
- 消火設備・非常電源の点検
- 消防署提出書類の作成代行
など、消防設備管理のトータルサポートを承っております。
🏢 アメニティ・プラスにお任せください!
マンション・ビル・商業施設など、建物の規模を問わず対応可能です。
火災報知器や非常放送設備の不具合・更新など、
どうぞお気軽にご相談ください。