写真多数!スコープ調査で配管詰まりの原因を特定しました!

アメニティ・プラス

こんにちは!

先日消防計画に使用する図面を作成するため、横浜のあるマンションへお伺いしました。今まで何度も行ってきましたが、今回はざっくりとした図面しかなかったので、予想以上に作成に時間がかかってしまいました・・・。

ご依頼の際はぜひ図面のご用意をお願いいたします!(もちろんなくても費用は変わらずに承ります!)

さて本日ご紹介するのは、目黒区にあるマンションで行った、排水管閉塞の調査と高圧洗浄作業です。
ファイバースコープを使用することで、配管の中で徐々に閉塞場所に近づいていく様子と原因は何だったのか?をご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

◎目次現状の確認ファイバースコープを配管内へ高圧洗浄を実施してもう一度スコープ調査

◆現状の確認

2023年の年明け早々、マンションの一室で排水の流れが悪くなっていると管理会社様より連絡があり、現地対応いたしました。

現地到着し、まずはトイレを試しに流して状況を確認します。

完全には詰まってはいないものの、かなり緩やかに水が流れていく・・・というような様子でした。

実は、本物件のこの部屋で詰まりが発生するのは2回目だということを事前に伺っていたため、今回は管理会社様と相談の上、ファイバースコープ調査を実施することになっていました。
それでは早速調査を行っていきます。

◆ファイバースコープを配管内へ

調査機材はこちらのレッキス工業のファイバースコープを使用します。

まずスコープをお風呂の洗い場より入れていき、水を流しながら詰まりの原因を探していきます。(本物件は雑排水と汚水が部屋内で合流している合流式でした)

調査開始。0mの位置から少しづつ進めていきます。

0.5m付近。
詰まり、閉塞の症状はありません。

1.3m付近。
だんだん排水管内の水位が上がってきました。

2.0m付近。
配管内が完全に水没しました。
このままスコープを進めていきます。

3.0m付近。
この辺りでも配管内が完全に水没しています。
さらに進めていきます。

4.0m付近。
変わらず配管内が完全に水没しています。どんどん進めていきましょう。

4.4m付近。
竪管との合流箇所らしき箇所を確認するも、ペーパー類付着の為、状況がよくわかりません。
状況を確認するため、高圧洗浄を実施します。

◆高圧洗浄を実施してもう一度スコープ調査

汚水管と雑排水管が合流しているため、浴室の洗い場より高圧洗浄を実施。

高圧洗浄実施中・・・

高圧洗浄実施後、詰まりが抜けた様なので、再度ファイバースコープを排水管へ挿入。
綺麗になった配管内を進めていきます。

すると、4.3m付近で何かを発見!

竪管と横引きとの合流箇所にて、配管のようなものが流れを阻害していることが判明しました。
竪管が落ちてきている・・・?
こちらは洗浄でどうにかなる問題ではなく、改修工事が必要となります。
その為、この日は日常生活になるべく支障が出ないように、できるだけ排水管洗浄を実施してから流れの改善を確認し、終了とさせていただきました。

後日、こちらの報告書とともに改修工事の見積もりをご提示させていただきました。

アメニティプラスではファイバースコープを4台所有しているため、このような管内調査+排水詰まり対応から、詰まりの原因であった配管の改修工事の提案まで一括で行うことができます。

排水詰まりなどでお困りの際はぜひアメニティ・プラスにお任せください!
最後までご覧いただきありがとうございました!

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2 のコメント

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