全戸断水発生!その原因はあちこちに…

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こんにちは!

桜はあっという間に満開になり、次は新緑の季節に突入ですね🍃

コロナも落ち着きを見せ、色んな体験型の入社式が話題となっていましたね。

やはり人が直接対面して、対話、体験することの尊さを痛感します。

当ブログではなかなか体験が難しい内容を臨場感たっぷりにお届けしていきますね☆

さて本日は東京都町田市のマンションで発生した断水対応から復旧工事までの流れをご紹介させていただきます。

◎目次

・全戸断水の緊急連絡!現場へ急行するとそこには…!
・問題山積!でも一つずつ着実かつ迅速に解決していきます
・緊急交換工事もお任せ下さい!

◆全戸断水の緊急連絡!現場へ急行するとそこには…!

管理会社から全戸断水の連絡を受け、現地に急行しました。
現地に到着し、分電盤を確認したところ動力ブレーカーがトリップしておりました。

*トリップとは…漏電してブレーカーが落ちてしまっている状態のことを指します。

動力ブレーカーを一度落とし再度上げるとすぐ落ちてしまうことから、設備機器(給水ユニット・排水ポンプ・)で漏電している可能性があります。
地下受水槽室を確認しにハッチを開けてみると、受水槽内が冠水している最悪な状況でした。

地下に降りて受水槽横に設置してある給水ポンプを見てみると、ユニット制御盤までガッツリ浸水していました。


受水槽室内が冠水したのは受水槽内の水位を調整するFMバルブが固着してしまい、本来止まるはずの水位を超えて水が供給されて続けオーバフローした水が受水槽室内にあふれてしまったのが原因です。

◆問題山積!でも一つずつ着実かつ迅速に解決していきます


再度地上に戻り、給水ポンプのブレーカーを落として動力ブレーカーを上げるとトリップはしなくなったため、復活した排水ポンプで受水槽室内の水を外に吐き出しました。

一度濡れたユニット制御盤を再利用すると火災の原因となるため、給水ユニットに付属しているポンプに直接電気を流して建物内に水を供給する応急処置をとりました。
ポンプを復旧させるために一度ポンプを解体して、ポンプ内の水を取り除き、ヒートガンやドライヤーで乾燥を促しました。


ポンプを乾燥させた後、絶縁値を測定し、何とか運用できる値まで復旧できました。

◆緊急交換工事もお任せ下さい!


ただしこれはポンプを稼働し続けるため、いつ壊れてもおかしくない状況です。

早急に新しい給水ユニットを用意する必要があります。
給水ユニットのメーカーに問い合わせたところ、倉庫に在庫があるとのことで、翌日倉庫まで取りに行き緊急工事をおこないました。
また原因であるFMバルブの交換も行います。

既存のユニットを撤去し、新品のユニットを新設します。


ユニット周囲の配管にまかれていた保温材も濡れており、新しい保温材を取り付けます。

お部屋にて水が出ることを確認し、無事工事完了です

アメニティプラスでは断水の緊急対応から一時的な応急処置、その後の更新工事を行っておりますので
お困りごとがありましたら、是非一度ご相談・ご連絡いだければ幸いです。

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