住宅用警報付きインターホン移設工事!なぜ必要?

アメニティ・プラス

こんにちは!

暖かいを通り越して最近は暑いと感じる日が増えましたね!
弊社では半袖になっている社員も複数います・・・。

まだクールビズには早いので、節度を持ってほしいものです!

さて、今回ご紹介するのは住宅用警報付きインターホンの管理室親機の移設工事です。
住宅用警報付きインターホンとは?なんで移設したのか?をご説明しておりますので、是非最後までご覧ください!

◎目次住宅用警報付きインターホンとはなにか?設置位置の変更工事を実施

◆ 住宅用警報付きインターホンとはなにか?

住宅用警報付きインターホンと言ってもあまりピンと来ない方も多いと思います。
一般的にインターホンと言われて連送するものは、玄関の前にある室内の人を呼び出すための『子機』、呼び出された側が応答するための『室内親機』で構成されているものではないでしょうか。
これは単純に子機と室内親機が繋がっており、子機が押されたら室内親機の音を鳴らすという構成になっています。

『警報付き』は名称は各メーカーによって異なりますが、各お部屋内での火災やガス漏れなどの危険を感知した際、子機が発報して部屋の外にも知らせてくれるというものです。このように呼び出し以外の機能を有する室内親機は『 住宅情報盤 』と呼ばれ、機種や構成によっては防犯センサーの警報、非常時の通報機能など様々な機能が搭載されていることもあります。

分かり辛くなるので、ここからは『住宅情報盤』は『室内親機』と呼びます。

『室内親機』 は『管理室親機』に繋がっており、室内での異常を室内親機が感知した時、子機が発報する(しないケースもあり)のと同時にこの管理室親機も発報し、管理人に異常を知らせます。これを管理人が認識することで、異常を確認・通報といった対処ができる、という仕組みです。

本来、この管理室親機は管理室などに設置してあることが一般的ですが、世田谷区にあるこちらの物件は地下駐車場の普通には手が届かない程上部のボックスに格納されておりました。
一度発報するとこの管理室親機の停止ボタンを押さないと音響が鳴り響いたままになりますし、異常の確認を行うためにいちいち脚立を用意しなければなりませんでした。

また、そんなに頻繁に発報がある訳ではないのでは?と思うかもしれませんが、実はこの物件のインターホンは、室内でブレーカーが落ちると異常を発報するという機能を有したものでした。このため電気使用量の増える冬季や、退去立合い後に事情を知らない管理会社様がブレーカーを落として発報してしまうということもよくあり、対応に困っておりました。

◆設置位置の変更工事を実施

システムを入れ替えないとブレーカーが落ちた時の対処はできないため、今回は発報したときに停止しやすいように設置位置を下げる作業を行いました。
こちらが高い位置に設置されていた警報付きインターホン電話機の様子です。
こう見るとかなり高いですよね。地上からの高さは3m程度です。


一度発報すると脚立を持ってきて止めるしか方法はありません。

発報するとこんな感じです。

脚立に上らないと確認・音響停止ができません。

これを写真の位置に移動します。地上からは1.5m程の高さです。
今までは横置きでしたが、移設後は見栄えも考慮し縦型にします。

ボックスの中に水平に設置し、配線接続処理を行います。

設置完了しました。
もともと格納していたボックスは結線ボックスとして再利用しています。

これで脚立がなくても発報して鳴りやまないときに止めることができます。
根本的な解決とはいきませんが、異常時の対応が格段にしやすくなりました!

アメニティ・プラスでは電気工事はもちろん、建物に関するお困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までありがとうございました。

◎関連する記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です