【安全対策】排水ポンプ子ブレーカー増設工事

アメニティ・プラス

こんにちは!

今日は天気が非常に良いですね!
こんな秋晴れの日は外での作業も気持ちよくてはかどりますね!
でも朝晩の冷え込みは激しいですので服装には注意してでかけましょう!

さて、今回ご紹介させていただくのは、渋谷区にあるマンションの汚水槽・湧水槽内の排水ポンプの子ブレーカー増設工事です。

マンションのオーナー様から、「別の業者さんで2台の排水ポンプを交換したが、親ブレーカーが1個しかなく有事の際に排水ポンプが動かなくなると困るから、子ブレーカーを増設して欲しい」ということで今回ご依頼をいただきした。

実際に現地を確認すると、オーナー様の仰る通り、汚水槽内には排水ポンプが2台、湧水槽内にも排水ポンプが2台の計4台設置してありましたが、分電盤のブレーカーは1個ずつしかありませんでした。

◆ポンプ1台ごとにブレーカー1個が望ましい

ポンプ2台に対して親ブレーカー1個という構成だと、片方のポンプの不具合によりブレーカーが落ちてしまったら排水ポンプが2台とも動かなくなってしまいます。最悪の場合、マンホールから汚泥が溢れてきてしまいます。
そのような事態を防ぐ為に、ポンプ1台につき親ブレーカー1個とそこから分岐し2個の子ブレーカーを設置することで、片方のポンプが不具合を起こしてブレーカーが落ちてしまっても、もう片方のポンプが汚泥を吸い上げる事ができます。
そのため、本来であれば、ポンプ1台につき子ブレーカー1個が理想的な構成となります。

◆作業開始

それでは早速作業を始めます!!

まずはブレーカーを落とし既存の配線を切断します。

切断できたら、子ブレーカーを分電盤に取り付けます。
今回は汚水槽ポンプで2個・湧水槽ポンプで2個の計4個を増設しました。

今回設置する子ブレーカーはこちらです!

共用分電盤内の空いたスペースに子ブレーカーを設置し配線を繋ぎ直します。

また、設置した子ブレーカーがどのポンプの物なのかが、すぐにわかるようにテプラで明記し貼り付けました。
これでトラブルの際はどのポンプに不具合が起きているのかがすぐに分かりますね。

子ブレーカーの設置ができたら、ブレーカーを上げて通電し、汚水槽・湧水槽内の排水ポンプが正常に動くか動作確認を行います。

ポンプが正常に動いていることを確認し、分電盤・マンホールの蓋を閉めて作業完了です!

排水ポンプを交換したばかりなので、子ブレーカーも設置して有事の際の安全対策を行うことができました!!!
ただし、あくまで有事の際のリスクヘッジに過ぎません。ポンプもいずれ劣化しますので、定期的な清掃と点検を行ってトラブルが起きる前に対処する事が大切です。

アメニティ・プラスではこのような電気工事はもちろん、排水ポンプ点検や交換工事など幅広く対応しております。建物の設備でお困りの管理会社様、管理組合様、個人オーナー様、是非一度アメニティ・プラスまでご連絡ください。
問題解決までスピーディに対応させていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします!

2 のコメント

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