タイムスイッチ交換事例

こんにちは!まだまだ寒い日が続きますが、来週末は桜が咲くような気候になるらしいです。暖かくなるのは嬉しいですが、個人的には冬が好きなので複雑な気持ちです。。。

さて、今回ご紹介するのは、葛飾区にあるマンションのタイムスイッチの交換工事です。 

◆階段灯だけ点灯しない?

管理会社より共用部の階段灯が点灯しないと依頼がありました。 現地に向かい状況を確認すると確かに共用部の階段灯だけが点灯していません。 

階段灯の電気の元をたどると分電盤の中にあるタイムスイッチという機器と繋がっており、経年劣化により上手く作動しておりませんでした。

そもそも・・・タイムスイッチとは?

あらかじめ設定した時刻に合わせて、照明などの負荷を自動的にON・OFFする機器です。
デジタルのものや、1台で2系統制御することができるものなど種類がたくさんありますが、マンションで恐らく一番メジャーなものはアナログ式(クオーツ式)のものです。さらに言うと、Panasonicの「TB156シリーズ」というタイプを見かけることが非常に多いです。
「TB156シリーズ」 は、現在時刻を設定し、シルバーの端子を内側に入れている時間は点灯するというシンプルな構造で、安価で持ちがよいため人気な商品であると言えます。

このマンションではまだNational時代の物が、6時~17時の間は消灯、17時~翌6時の間は点灯するようにセットされておりました。

タイムスイッチを取り換える

それでは、壊れたタイムスイッチを交換していきます。
 まずはその系統のブレーカーを落とし、事故が起きないようにします。検電器を使って、通電の有無を確認。
(写真は通電されている状態です。)

次にタイムスイッチに接続された端子を慎重に外していきます。

配線を全て外すことができたら、固定されている既存のタイムスイッチを取り外し、新規のものを設置します。
左側:新規のタイムスイッチ 右側:既存設置されていたタイムスイッチ

 新規のタイムスイッチを取り付け、端子を正確な位置に戻しタイマーを現在時刻にセット。
見づらいですが、本体左下にある矢印が現在時刻です。写真だと15:52に設定されています。

最後に忘れずに点灯確認をしっかりと行い作業終了です!

一見、簡単そうな作業ですが実は電気工事士の資格が必要になります。
間違えた方法で作業を行うと感電・漏電・火災などを引き起こす可能性が高いので無資格者での交換は非常に危険です。
アメニティ・プラスではこのような小さい電気工事はもちろん、排水管の詰まり、漏水対応など幅広く対応したビルメンテナンス会社です。 マンションやアパートの設備でお困りの際は、大小問わず現地調査まで無料で行っておりますので、是非一度アメニティ・プラスにご連絡を!皆様からのご連絡お待ちしております。

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