横浜市保土ヶ谷区にある建物で実施した自動火災報知設備(自火報)の更新工事の事例です。
◎目次 🔧 火災受信機の交換作業 🔔 総合盤の交換 🔍 専有部感知器の交換 ⚠ 自火報設備を放置した場合のリスク 🏢 消防設備の点検・改修もお任せください
🔧 火災受信機の交換作業
管理会社様より
「1年のうちに自火報設備が2回誤発報し、消防へ通報されてしまったため設備を確認してほしい」
とのご相談をいただき、調査を実施しました。
現地確認の結果、建物は築30年以上が経過しており、火災受信機や総合盤などの主要機器が老朽化。さらに交換部品の生産もすでに終了している状況であったため、状況をご説明し、今回は自火報設備一式の更新工事を行うこととなりました。
なお消防設備は、メーカーにもよりますが10年程度で交換部品の生産が終了するケースが多く、古い設備では部分修理ができない場合があります。
また、自火報の主要設備は耐用年数が20年ということもあり、今回の物件はとても長持ちしている事例となりました。
まずは共用部に設置されている火災受信機の交換作業を行います。
火災受信機は、建物内の感知器や発信機からの信号を受け取る自火報設備の中枢機器です。
この機器が劣化すると、誤発報や監視不良などのトラブルが発生し、本当に火災が発生したときに逃げ遅れる原因となる可能性があります。
既存の火災受信機 📸 写真①
既存受信機の取り外し作業 📸 写真②
新規火災受信機の設置完了 📸 写真③

① 
② 
③
機器の交換後は、正常に信号が伝達されるかを確認するため各種試験を行います。
火災試験の実施 📸 写真④
火災発報試験 問題なし 📸 写真⑤
絶縁抵抗試験 問題なし 📸 写真⑥・⑦

⑥ 
⑦
🔔 総合盤の交換
続いて、建物内に設置されている総合盤の交換を行います。
総合盤は、壁に埋め込まれている赤いランプと押しボタンがある箱をイメージしてみてください。
火災時に
①火災の発生を音で知らせる警報装置、②警報装置を鳴動させる発信機、③発信機の場所を示す赤い円錐型のランプ
が一体になった設備です。
パッと見ると1つの設備に見えますが、消防的には3つの異なる設備が一つの盤に集まった設備なので、総合盤と呼びます。
受信機と同様に経年劣化により誤作動の原因となることがあります。
既存総合盤 📸 写真⑧
新規総合盤設置・鳴動試験 問題なし 📸 写真⑨

⑧ 
⑨
ここ最近のものは、壁面から飛び出した部分が減ってランプもリング型になったことで、なんとなく雰囲気がおしゃれな感じになりましたよね。
警報設備が確実に作動することを確認し、次の工程へ進みます。
🔍 専有部感知器の交換
受信機・総合盤の更新後、各専有部の感知器交換を実施しました。
今回の工事では、機器の互換性や今後の保守を考慮し、
すべての感知器を新しい機種へ更新しています。
新規感知器設置・発報試験
📸 写真⑩

試験の結果、問題なく発報することを確認し、設備更新工事は無事完了となりました。
⚠ 自火報設備を放置した場合のリスク
自動火災報知設備は普段意識されにくい設備ですが、
不具合があると次のようなトラブルにつながる可能性があります。
- 誤発報による消防出動
- 入居者様の不安・クレーム
- 火災時の警報不作動
- 消防点検での指摘事項増加
特に築20年以上の建物では設備更新が検討されるケースが増えています。
また、消防設備の工事を行う場合は
- 工事前の消防署への届出
- 工事完了後の届出
- 建物平面図の提出
などの手続きも必要となります。
🏠消防設備の点検・改修もお任せください
アメニティ・プラスでは、
- 消防設備点検
- 自動火災報知設備更新
- 消火器交換
- 非常照明・誘導灯交換
など消防設備全般の点検・工事に対応しております。
既存の消防点検について
「現在の点検費用が高い」
「消防設備の相談先がわからない」
「指摘事項の改修をしたい」
といったお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
消火器1本の交換のお見積りからでも対応可能です。
建物の安全管理でお困りの際は、
アメニティ・プラスまでお気軽にお問い合わせください。 🚒


