増圧ポンプがない!!!→壊れてもすぐに修理ができない…ということは

アメニティ・プラス

こんにちは!アメニティ・プラスです!

11月も折り返しですが、秋はないの?もう冬??

という気温の日もあったり。

寒い日は焼き芋がよく売れるらしいのですので、残りの秋も満喫しつつ、寒ささえも楽しめるといいですよね。

今回は背筋も凍る現実(ポンプってそんなにないの!?)な案件をご紹介します!

◎目次

・4か月越しの工事!その理由は…
・ただ設置するだけではない。建物一つ一つに合うように丁寧に作業します!
・ろ、六か月待ち!?壊れてからでは間に合わない!定期点検の重要性!

◆4か月越しの工事!その理由は…

今回は東京都大田区のマンションにて施工させて頂きました増圧給水ポンプの交換工事をご紹介させていただきます。
竣工より使用してきた増圧給水ポンプ(2003年製)が、経年劣化等(20年経過)の理由も有り更新を検討されておりました。

年1回の定期点検実施時に、故障しそうな部品等を定期的に交換して予防保全されていたそうです。
20年間、大きな故障もなく動いていたのでポンプとしては十分頑張った!!と誉めてあげたいポンプです。
予防保全を行えば、必ず20年使えるとは言えませんが・・・予防保全の大切さを改めて教えられました。

昨今の増圧給水ポンプは、ポンプの供給状況が不安定の為、発注を頂きましても最大で半年以上の納期を頂いております。
今回の増圧給水ポンプも発注を頂きましてから、4か月後の施工となりました・・・・。施工までの期間に既存ポンプの異常等、何事も無く本当に良かったです。

既存の増圧給水ポンプです。
既存のポンプ・周辺配管を撤去していきつつ、既存ポンプ周辺給水管の状態を確認していきます。

基本的にポンプ周辺の給水管は配管の保温材(グラスウール材)と屋外カバー(ラッキングカバー)にて包まれており
このカバーを外さない限りは内部の給水管を直視する事は出来ません。事前の現地確認調査時は弊社としては
このカバーも外して給水管の状態を確認して(腐食等の劣化状態)施工範囲の精査を行いたいのが本音です・・・。

しかし、弊社にてご発注頂けるか?そもそも増圧給水ポンプ更新工事自体をお客様が実施するか?不明な状況で
このカバーを外す事は現実的ではありません。給水管の腐食状況によっては、給水管を包んでいるグラスウール材を
剥がしたら、給水管の腐食が著しく進行していて・・・グラスウール材と給水管が一体化?している状況もあったりします。
グラスウール材剥がしたと同時に給水管に穴が開き・・・給水管は配管内に水圧が発生しており・・・。
もう、これ以上言う必要は無いかもしれませんが!漏水します。

◆ただ設置するだけではない。建物一つ一つに合うように丁寧に作業します!

既存の増圧給水ポンプの撤去が完了し、新しい増圧給水ポンプを設置していきます。

既存配管の腐食が予想より進行していましたので、当初の予定よりポンプ周辺の配管更新対象箇所を追加しての
給水管更新となりました。

お住いの居住者様が今後も安心してお使い頂く為には妥協はできない部分でもあります。
既存の給水管との接続箇所・新規配管の接続箇所にも錆止め剤をしっかりと塗布します。

今回使用している配管は
SGPーVB管という外面は防錆加工・内面はライニング(樹脂のコーティング)が施された給水用の鋼管となります。
配管と継手の接続は現地にて、必要長さに切断・配管の両端を旋盤加工にてネジを転造してネジ込み式となります。
鋼管にネジを転造する際に表面を削る必要が有りますので、表面の防錆加工が無くなってしまいます。
鋼管はネジ部分が錆びやすくなりますので、ネジ部分を中心に錆び止め剤をしっかりと塗布します。

いよいよ今回の工事も終わりに近づいて来ました。配管接続が終了しましたので、電気配線接続等を行い試運転及び各種調整作業を
行います。増圧給水ポンプを建物に最適な仕様にする為の大切な調整作業です。

試運転及び調整も完了致しましたので、いよいよ建物へお水を送る【通水作業】を開始します・・・。

ここが何度経験しても
一番緊張します。通水作業が問題無い様でしたら、続いて既存配管との接続箇所や今回新設した給水管の漏水確認や各給水系統の最頂部に設置されている吸排気弁の確認も行います。こちらは基本的にPS内に設置されている事が多いです。
吸排気弁の確認も無事に完了しましたので、最上階から各戸の水道メーターが回りっぱなしになっていないか?
(断水を伴う工事を行う際、お客様が蛇口を開けたままにしてお出かけになってしまうケースがあります)
水道メーターが回り続けている住戸を確認した場合は、お声かけを行います。ご不在の場合はお部屋内で水が出続ける事により最悪の場合、漏水事故が起こる事もありますので、水道メーターバルブを閉止する対応を行う場合もございます。
今回は、1件も上記の様なことは無く安心致しました。

増圧給水ポンプ周辺の給水管からの漏水も有りませんでしたので、更新した増圧給水ポンプ周辺の給水管に配管保温材・屋外カバーを取り付けます。

これにて工事完了です!もちろん工事は1日で完了しています。(予定時間9時~17時)今回は大きなトラブルも無く、15時頃に工事は終了致しました。
今回施工して頂きました、弊社の協力業者の職人の皆様はお昼休憩無しにて、施工して頂きました。

本当にありがとうございました!!
職人さん曰く『断水工事はポンプを更新して、通水確認をするまでは油断できない』との事。プロ意識を感じさせます。さすがです・・・・。
弊社は、この様なプロ意識の高い協力業者様に恵まれております。いつも本当にありがとうございます!!

このようにアメニティ・プラスでは、幾多の緊急対応や更新工事により培ったノウハウを社員や協力業者様と共有し 大切な工事ですので誠心誠意、施工させていただきます。 大切な工事ですので誠心誠意、施工させていただきます。

◆ろ、六か月待ち!?壊れてからでは間に合わない!定期点検の重要性!

今回は増圧ポンプの納期は4か月でしたが、現状は納品まで6か月ほどかかる状況です。恐ろしい…

ポンプが壊れたからすぐ修理!とは出来ない状況ですので、
日頃の定期点検での管理がとても重要になってきます!!

アメニティ・プラスでは今回のような増圧ポンプの工事はもちろん、
劣化等による水漏れ被害等を防ぐために定期点検等も積極的に実施しております。

約半年もマンションの水回りが使えなくなるなのてゾッとしますよね…。
今回の様な増圧給水ポンプ更新はもちろんの事、加圧給水ポンプ・排水ポンプなどなど・・給排水設備工事はお任せください!
現地調査は原則無料にてお伺いさせて頂いております。お気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただきましてありがとうございました!次回をお楽しみ!!

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1 のコメント

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