ポンプ本当にありません泣 早めにご検討ください!

アメニティ・プラス

こんにちは!

突然ですが、皆さんがお住まいのマンションで水がいきなり出なくなった経験はございますか?

公共の道路での水道工事、給水装置の故障、原因はいろいろと考えられます。

公共の工事は仕方ないですが、給水装置の故障は事前にメンテナンスを行うことである程度防ぐことができます。

今回は、給水装置である加圧給水ポンプユニットの更新工事をご紹介させていただきますので、ぜひ最後まで御覧いただき、定期的な更新をご検討いただければ幸いです。

それではご紹介させていただきます。
神奈川県川崎市のマンションで行った、加圧給水ポンプユニットの更新工事です。

◆加圧給水ポンプユニットから漏水していた

管理会社様より加圧給水ポンプユニットから水が漏れているとのご連絡があり、現地に伺い確認したところ、ユニット内のポンプ部分から確かに水が漏れていました。

この給水ユニットはマンションの竣工当時から一度も交換をした記録がないようで、約30年ほど経過しており、各部品の交換も難しい為、後日断水を伴っての給水ユニットの更新・配管工事を行うことになりました。

※加圧給水ポンプユニットとは・・・

アパートやマンションでは、水道管からの水圧で高層階に水を送ることができません。
そのため、一度受水槽と呼ばれるタンクに水を貯め、お部屋で水が使われた(=水道管内の圧力が下がる)ことを感知して、タンクに貯められた水を加圧することで高層階へと水を送ります。
この方式を貯水槽給水方式と呼び、この方式で加圧しているポンプを加圧給水ポンプと呼びます。
また、ユニットとはポンプ本体、圧力タンク、制御装置等がパッケージ化しているものを指し、給水するのに必要な部品が全て揃っているため導入が便利になっています。
ユニットの事をポンプと呼びがちですが、伝えやすさを求めるには使い分けが必要ですね。

◆交換工事へ

工事当日、まずは給水ユニットの制御盤の電源を落とし断水させます。
水の供給を止めたのを確認し、既存の給水ポンプユニットを撤去します。
分電盤内の給水ポンプのブレーカを落とし、ポンプ・制御盤と順々にバラシて撤去していきます。

撤去できたら、給水ユニットに繋がる既存配管を切断していきます。

配管の切断が終了したら、新規給水ポンプユニットを設置します。
既存の土台を再利用して、アンカーでユニットを固定します。

給水ポンプユニットが設置できたら、次は配管工事に移ります。
配管は現地で寸法を測りながら、適切な長さで加工し繋げていきます。

給水ユニットに繋がる配管と切断した既存の配管にそれぞれ繋ぎあわせたら、次に配管に保温材を巻いていきます。

保温材を巻き終えたら、保温材の上からラッキング加工を施して給水ユニットをボックスで囲い通水確認をして給水ユニットがしっかり作動していることを確認して本工事完了です。

※ラッキングとは・・・
配管や配管に巻き付けてある保温材を保護し劣化を防ぎ、また配管自体の性能を保ったり、高めたりする効果があります。

半導体が不足している影響で、各ポンプメーカーの生産が少なく納期が滞っている中、給水ユニットが入手できたのはとても運がよかったと思います!

加圧給水ポンプユニットや、増圧ポンプ廻りでお困りごとの際は是非アメニティ・プラスまでご連絡ください。
前述しましたが、ポンプは本当に今手に入れるのが困難になっています。
断水が発生する前に、ぜひ早めにご検討ください!

最後まで御覧いただきありがとうございました。

次回をお楽しみに!

3 のコメント

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