こんにちは!
みなさんいかがお過ごしですか?
梅雨も本格的になってきており、西日本の天候悪化による災害が非常に心配です。
今回は、皆様の飲料を貯めているタンクである、貯水槽(受水槽)の漏水事例をご紹介致します。
こちらの物件は、千葉県流山市にある物件で、入居者の方から、貯水槽の横に付属している管から水が漏れていると管理会社様に通報があり、
弊社が対応致しました。
現地到着時、貯水槽横のオーバーフロー管より、確かに水が溢れ出ており、貯水槽の中が満水の状況になっておりました。
状況としては、貯水槽外のFMバルブが老朽化により、制御が効かない状況になっており、水道管から給水された水がFMバルブで止まることなく
貯水槽の中へずっと給水し続けている状況になっていました。このままですと、水が止まらず永遠に出続けてしまい、水道代もかなり上がってしまいますし、
至急を要する案件です。
直ちに管理会社様にご報告し、オーナー様に工事の許可をいただき、後日至急の工事となりました。
後日、新しいボールタップ、配管類、FMバルブをご用意し、交換工事を致しました。無事にオーバーフローも改善致しました。
今回は一部配管も引き直しましたので、冬に凍結を防止する、保温材を巻く保温工事を行い、さらにその上から、カラーラッキングという配管を保護する
スチール製の配管保護材もさらに巻き完璧に配管も保護致しました。
到着時の様子。中央のオーバーフロー管からずっと水が流れ続けています。外にも溢れていました。
到着時の様子。ボールタップが沈んでいます。FMバルブ故障により給水が止まらない状況です。
ラッキングもかなり劣化しています。
ラッキングを剥がしました。中央がFMバルブです。劣化により制御が効かない状況になっていました。
今回ご用意した新しい部材です。FMバルブとボールタップ
FMバルブを取り外しました。
取り外したFMバルブとボールタップです。
新しいFMバルブ・配管を取り付けました。
新しいボールタップを取付しました。
配管にサビ止め材を塗布しています。
保温材を巻いています。
上の配管にも保温材を巻いています。
保温材の上から、カラーラッキングを巻きました。
上側の配管にもカラーラッキングを巻きました。
以上の工事で、今後漏水の現象は無くなりました。
このように、20年以上経過したマンション・アパートの設備は思った以上に劣化をしております。貯水槽清掃の際に報告書で劣化部分が分かると
思いますので、事故が起こる前に、早急な対策をお勧め致します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
次回をお楽しみに!
マンション管理組合の理事長をしている者です。つい先日私が住んでいるマンションでも貯水槽の異常水位の警報が出ました。定水位弁が2つ付いているしシステムなので、故障した方の元バルブを閉じることで、オーバーフローしないので、とりあえず様子見の状態です。タイムリーな記事として読ませていただきました。そこで、お願いがあります。修理工事の参考にしたいので、上記マンションのボールタップとFMバルブ交換工事の費用はいくらだったのか、教えていただけないでしょうか。
神田栄治様
お世話になります。
株式会社アメニティ・プラスの下平と申します。
この度はお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。
ご覧いただきましたブログ記事の件ですが、緊急対応で交換工事を行った現場になります。
緊急で対応させていただいたため、ボールタップ、継手類含むパイロット配管、FMバルブ
保温材の交換工事とは別途で緊急対応費をいただきました。
金額は、緊急対応費込みで
150,000円(税別)~200,000円(税別)前後をいただいております。
また、下記にあげさせていただきます条件によっては金額が変化してまいります。
・施工対象物までの距離
・施工箇所の環境
・施工時間帯は、平日日中なのか休日や夜間の緊急工事になるのか 等
1都3県であれば、現地調査やお見積り提出まで無料で行っておりますので、もしよろしければ
お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
ぜひ、ご検討の程よろしくお願いいたします。
何卒、よろしくお願いいたします。
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