ご存じですか?貯水槽のメンテナンスと耐用年数

アメニティ・プラス

こんにちは!

今日は冷たい雨ですが、桜の開花予想が発表されましたね!

東京の開花予想は3月21日だそうです🌸

蕾がだんだんと膨らんで色づく様が今から楽しみです!

春はもうすぐそこですね🌸

今回ご紹介させて頂くのは、色々なお客様にご覧いただいている当ブログだからこそ発信したい !
【貯水槽】 に関する情報となります。

◎目次

・ご存じですか?貯水槽の耐用年数とメンテナンスによる延命
・貯水槽のメンテナンスの種類についてご紹介!
・大切な毎日の飲み水を守る!それは入居者様をお守りすることにも

◆ご存じですか?貯水槽の耐用年数とメンテナンスによる延命

弊社でも多数作業実績が御座いますが、受水槽清掃?貯水槽清掃?呼び方は何パターンかありますが・・・
【貯水槽】に関する記事となります。

そもそも貯水槽とは?

・貯水槽とは水道局から提供される水道水を、一旦建物に設置されている貯水槽(受水槽・高架水槽等)に貯めてからポンプ等を使用して飲用水として建物内に供給する設備です。


 貯水槽水道の管理は、貯水槽水道の「設置者」が行うこととなっています。原則的には年1回以上の定期清掃や水質検査を行う事が義務付けられています。
(水の貯留量等により管理の仕方が異なります。詳しくはお問い合わせ下さい)
 
ちょっと話が難しくなってしまいましたね。簡単に説明すると【飲み水を溜めておくためのタンク】という感じです。
飲み水ですから、清潔を保つ必要があるので定期的な清掃や水質検査などを行う必要があります!

この貯水槽(受水槽・高架水槽)ですが、意外と知られていない【耐用年数】という物が設定されています。
ほとんどの、ビル・マンションに設置されている貯水槽は【FRP水槽】と呼ばれるFRP製の貯水槽です。
国土交通省 長期修繕ガイドライン(H20.6月)によると給水タンクの更新目安は【25年】とされています。

FRP水槽の設計耐用年数は【15年】です。この耐用年数には注意書きがあり、【適切なメンテナンス実施が必須】
との記載があります。(貯水槽メーカーHPより引用)その為、定期的な診断・延命の為の補修等を実施しつつ
更新計画を準備して15年の耐用年数であるFRP水槽の延命を行い、25年を目安としてFRP水槽の更新をお勧めしております。

◆貯水槽のメンテナンスの種類についてご紹介!

FRP水槽の延命に必要な【適切なメンテナンス実施】とは、どの様なメンテナンスなんでしょうか?
ご紹介させていただきます。

●FRP水槽 再塗装(劣化防止塗装)


・太陽光などにより褪色し汚れたタンク外面を再塗装してリフレッシュします。
 外装の美観が復活するだけでは無く、さらにタンク表面の劣化を防ぐのでより長く使用出来る様になります。

●FRP水槽 内面ライニング補修


・FRP水槽は経年を起因とした劣化によって、FRPパネルの接合部分から漏水をおこす場合があります。
 この工法はFRP水槽と同材質の『不飽和ポリエステル樹脂材』とガラスマットにてパネル接合部分に
 再度、ライニング層を形成する事によって補修する方法です。

●気相部ボルト・梁交換

・こちらは以前、このブログでもご紹介させて頂いております。
 気相部とは受水槽内部の水面より上部の部分のことで、通常水には触れることはありません。
 この気相部は常に湿度が高く、さらに水道水に含まれる消毒剤の塩素によってボルトは錆びて腐食してしまいます。
 たとえ、鉄より腐食に強いステンレスであっても、錆は防げません。
 時間が経過すると受水槽気相部パネル接合ボルトからは錆だれしてしまいます。

◆大切な毎日の飲み水を守る!それは入居者様をお守りすることにも

お客様の大切な設備の清掃・点検作業を実施している弊社では、貯水槽に関する様々な知識を持った社員が
日々、お客様の貯水槽を清掃させて頂いております。
貯水槽メーカーさんは定期的なメンテナンスが必須!と
案内している貯水槽ですが、実際のところは上記の様な知識共有もお客様に行われていない為に、お客様にこの話をすると
『知らなかった!!』とか『じゃあうちの建物30年位経ってるからヤバイですか??』等のご質問を頂きます。

清掃だけを既存の清掃会社様にて10年以上行っていたお客様が弊社に切り替えた途端、
指摘事項だらけになってしまう・・・
なんてケースもまれに御座います・・・。

弊社の場合は貯水槽清掃以外も点検・清掃作業実施時に確認したメンテナンスを要する事項を【指摘事項】としてお客様に作業報告書にてご報告させて頂いております。
必要に応じて御見積書もご提出させて頂いておりますので
安心して設備維持管理を行う事が出来ます。

この記事を見て、貯水槽清掃っていつやったっけ??等と思われたお客様!
是非是非、株式会社アメニティ・プラスまでご連絡を!!
貯水槽の経年劣化具合なども見ながら、適正なメンテナンスプランをご提案させて頂いております。


近年は貯水槽の更新に伴い、貯水槽更新ではなく、
給水方式変更(直結給水方式)に切り替えられる建物も増えてきております!
(貯水槽から建物に給水するのではなく、戸建ての様に水道本管から直接、各住戸に給水する方式)

大切な飲み水に関する事ですので、確実な管理をしていきたいものですね!!
現地調査などは原則無料にて行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
もちろん!お問い合わせだけでもお気軽にどうぞ!!
最後までご覧いただきありがとうございました。次回もお楽しみに!!!

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1 のコメント

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