貯水槽破損 緊急対応

こんにちは!早いもので明日で2月も終わりを迎えようとしていますね。春が待ち通しいものです。

今回ご紹介するのは貯水槽破損による緊急対応です。

貯水槽が裂けて水が流れ出していると管理会社から連絡があり現地に急行しました。
事前情報として貰っていた写真よりも亀裂が進行していた為、槽内の水を急いで排出しました。
排出している最中に全世帯に断水になる事を伝えます。

 

槽内の水が空になったら、ラッシングベルトを縦に巻いて亀裂部分を正常な位置まで慎重に戻します。

そうしたら今度はラッシングベルトを連結させ、横方向に巻いて補強します。

貯水槽の固定が完了したといえ、水位が通常の位置まで上がってしまうとまた亀裂部分に圧力がかかってしまう為
槽内の水位を亀裂部分より下で止まるように調整します。

本来であれば槽内の水位は約8割程で止まるようになっていますが、今回は調整して6割の位置で止まるように調整します。

配管工事が終わったら、槽内の消毒・清掃を行います。

最後に入水し、止水を確認し
最大水位が下がった事・入居者様が一斉にお風呂などを使用すると断水する可能性を全世帯に説明して工事終了です。

施工後の外観

貯水槽は必ず劣化するものです。耐用年数が過ぎたものは放置しておくと今回のような出来事に発展する恐れがあります。
貯水槽が完全に裂けたり、倒壊したら全世帯が数日間断水という事も起こりえます。
その他にも水中内に藻が発生したり、害虫・害獣が槽内に侵入するなどといった事も有りあえます。

貯水槽の耐用年数は約15年と言われております。
耐用年数が過ぎたら貯水槽の更新や給水方式自体の変更を視野に入れておくことをお勧め致します。

アメニティ・プラスでは貯水槽の交換や増圧直結・直圧直結への変更工事も行いますので
ご検討されている方は是非一度ご相談ください。

 

1 のコメント

  1. ピンバック: 受水槽『気相部』のボルトナット交換工事!放置すると漏水に繋がるかも? | アメニティ・プラスの活動ブログ

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