部屋中の排水が排水口から溢れてくる!!助けて!!

アメニティ・プラス

こんにちは!

先日はスポーツの日(体育の日の方が馴染みがあるのは世代でしょうか。。。笑)でしたね!

晴天に恵まれる日が多いとのことでこの季節に制定されたという説があるくらい、秋晴れが気持ちの良いシーズンですね。

今回は弊社も写真もゆったり…している時に突如訪れた漏水被害についてご紹介!

建築年数が経過している物件のオーナー様、

◎目次部屋中の排水が排水口から溢れてくる!!助けて!
・アメニティ・プラスならどんなケースでも対応!
・緊急はもちろん!給排水被害の予防法までお任せください!

◆ 部屋中の排水が排水口から溢れてくる!!助けて!!

今回ご紹介させて頂くのは、東京都武蔵野市に建物にて排水詰りが発生。
その復旧対応を行った後、弊社にて改修工事までを施工させて頂きました事例となります。

緊急対応要請の依頼も無く、事務所にてPC作業を行いながら、マッタリと仕事をしていました。『今日は平和な1日で終われそうだねっ!』なんて話している所に
1本の電話が。

お客様『部屋中の排水が排水口から溢れてくる!!何とかして欲しい!!』というお電話でした。
さっきまで平和って言ってたのにね。準備を整え、おおよその到着時間をお客様にお伝えいたします。
準備も整いましたので、直ちに現場へ急行致します。水周りの緊急事案は、待った無し!が原則です。

現地到着した際、弊社では最初に現状確認を行います。

現場状況から得られる情報はとても大切にしています。

現場は2階のお部屋でした。台所・洗濯・浴室の全ての排水口が流れていません。完全に閉塞しています。
居住者様にも色々とお伺いしていると・・・
『ウチは排水流していないのに!排水口からどんどん水が溢れて来るんです!!』との事。
溢れてくる排水を何とかバケツ等でかき出して、廊下側に捨てていたそうです。本当に大変だったと思います。
もう安心して下さい!あとは弊社にお任せください!!と居住者様にお伝えしました!

まずは、これ以上の被害拡大を防ぐ為、小型の排水ポンプを使用して排水を行います。
同時に上階の居住者様にお声かけを行い、排水を極力少なくしてください!とお願いして回りました。
溢れていた箇所の水位が減りましたので、排水配管内の状況を探る為に内視鏡カメラを挿入します。

台所より挿入したばかりですが、既に排水配管内に水が溜まっています。

その先は内視鏡カメラが水没してしまい、配管内が良く見えません。そのまま先に進めていきます。

既に4m入ったところで、何かが写り込んで来ました。これは・・・・錆びの塊の様な感じがします・・。
配管内の錆が膨張して、排水障害を起こしている可能性が出て来ました。ワイヤー式清掃器具(トーラー)にて
貫通を試みます。

貫通作業が成功しました!溢れていた排水が減っていきます。良かった!これでもう安心ですね!!とは・・・
いきません!これでは帰れません!!しっかりと貫通したのか?を内視鏡カメラを再度挿入して確認します。


やはり・・・という感じでした。状況はほぼ変わっていません。
ワイヤー式清掃器具で貫通した僅かな穴の分では
完全な復旧には程遠い様です。距離も4mあり、幾度も配管継手等で曲がりくねっています。

作業は難航しそうです。
いつもならここで『さて・・どうするかなぁ・・』となる所ですが。

今回はしっかり対策しています!!事前にお客様より伺った内容から想定し、通常対応で難しい様であれば
2次対応に移行します!!とお伝えしていたからです。どうやら到着したみたいですね・・・・。
お願いします!!

◆アメニティ・プラスならどんなケースでも対応!

現場に向かいながら弊社の協力業者(設備の職人さん)に連絡を取り、状況を説明しておきました。
1次対応を行いながら連絡を取り、1次対応では作業が難航しそうな点や上階を含めた居住者様にも排水制限の協力も頂いている為、早急な復旧が必要と判断した為です。

作業を行いながらおおよその位置を想定して排水障害を起こしている箇所に可能な限り近い場所から作業を行う方が確実な作業を行えます。
今回は洗濯パンの下付近が排水障害箇所に近い為、開口する箇所は洗濯パン下としました。
これなら、作業後の復旧も容易にできますし、見えない所を開けるので費用負担も少なく済みます。
床の開口後、その後の作業がしやすい場所の排水管に穴を開けました。

開けた穴から
【フレックスシャフト】という機械を使用し、排水配管内の貫通作業を再度行います。
この器具の良い点は【内視鏡カメラと同時作業できる】という事です!
カメラで見ながら、ピンポイントで排水障害の原因箇所にアクセスする事ができます。

作業後の写真となります!排水配管内の錆の膨張による排水障害の原因箇所を大分除去出来ました!
錆びを落とすという作業は、内視鏡カメラにてしっかり配管内の状態を確認しつつ行います。
配管の腐食状況によっては、作業出来ない場合もあります。今回は何とか大丈夫でした・・。
落とした錆びのカスが下流側で再度詰りの原因にならない様に、高圧洗浄作業もしっかりと行います。

開口箇所の復旧を行った後、排水テストを行いました。台所シンクに水を張り一気に流します。
渦を巻いて流れて行きます!今度こそ大丈夫ですね!!しかし、配管内の腐食が著しい状況である事は
変わりません。
お客様には腐食が著しい今回の排水配管改修工事のご提案をさせて頂きました。

最後に後日行いました、排水障害を起こした箇所の改修工事を行った際に撤去した排水配管をご覧ください。
やはり排水配管の腐食が大分進行していました。改修工事を行い一安心です。

フレックスシャフトにて錆を削り落とした箇所になります。配管内がキレイに丸くなっています。
この場所が一番腐食が著しい箇所でした。他のお部屋も同じ状況になっている事が予想される為
全体的な排水配管の改修も視野に入れ、引き続きご提案させて頂く事となりました。

◆緊急はもちろん!給排水の被害の予防法までお任せください

アメニティ・プラスでは、給排水設備に特化したビルメンテナンス会社として協力業者さんとも時に連携と取り他社様では対応できない様な状況でも、可能な限りトラブルの復旧に尽力させて頂きます!
今回の様な臨機応変に状況に応じた対応可能だという事が、給排水設備に特化したビルメンテナンス会社という強みでもあります。

日々の現場対応により蓄積した豊富な経験があるからこそ、お客様に対して様々なご提案が出来るのだと思います。
排水口から『ボコボコ音がする』『最近、なんか排水の流れが悪い様な・・・』なんて事はありませんか?
緊急的な対応となる前に、予防的な保全作業を行う事で防げることもあります!
是非、アメニティ・プラスまでお気軽にご相談ください!現地確認は原則無料にてお伺いさせて頂きます。

この様な長文に最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました!
次回をお楽しみに。

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