アメニティ・プラス
こんにちは!
いよいよあと5日で2022年も終わりですね!アメニティ・プラスの工事事例などをご紹介しているこのブログも年内最後の更新となります!ぜひ最後までご覧ください!
◆受水槽のパネルから水が漏れている!?
今回ご紹介するのは埼玉県北本市にあるホテルの受水槽パネルからの漏水対応です。
ホテルの関係者様が、巡回中に受水槽パネルからの水漏れを発見し、弊社までお問い合わせいただきました。
ご依頼内容としては漏水している箇所の一部補修です。
こちらが漏水写真です。分かり辛いですが、水の滴る跡が見えます。
現地調査時に受水槽の水を抜いて内側も見たかったのですが、お客様が在室中で断水ができないとの事でしたので、ご依頼主様には留意事項を説明しながら、外観から大体の予測で御見積りを提出することに。
また、工事をする場合は断水を伴うため、お話し合いの上、工事当日はホテルに半日お休みを設けていただくことになりました。
せっかく半日休みを設けるのであれば、ついでに1室お風呂の水栓器具からお湯が出ないお部屋があるのでそちらも直してほしいとの追加依頼をいただき、こちらも調査しました。
調査の結果、水栓器具が不良を起こしている事が分かりました。
こちらも改修のお見積りをご提出。
そして正式にご発注いただくことができました!
◆絶対に失敗できない状況の中工事をすることに。
工事当日、事前の打ち合わせ通り半日はお休みしてくださいましたが、夕方には営業を再開するため、失敗できない状況。
緊張感いっぱいの中、朝8時より開始いたしました。
まずは全室断水し、受水槽内の水抜き作業。
全容量36tあり、受水槽内を空にするのに相当時間がかかります。
その間に水栓器具交換を実施。
シンプルに既設の水栓器具を外して同じものを取り付けていきます。
無事に交換が終わりました。
さて、受水槽に戻り状況を確認。水抜きが終わったので中に入ります。
どこから漏水しているのでしょうか。
あらっ!!
あらあらっ!!
所々腐食してライニングボルトが無くなっています。
※ライニングボルトは水中にあるボルト部分で止水の為にゴムで覆われてるボルトです。
その中の1箇所から漏水してました。
本来であればボルト交換するのがベストなのですが、今回はあくまでも補修との事でしたので、当初から予定していたこちらの補修材を使用する事に。
ボルトがない箇所に多めに塗布していきます。
続いてパネル同士の目地部分に塗布していきます。
乾燥を確認し、こちらで終了です。
受水槽清掃実施後、水を張り、漏水箇所が止水できたかを確認し、作業は終了となります。
また、断水解除後、水栓器具を交換した場所から問題なく水が出るかと、器具から漏れがないかも確認します。
異常はありませんでした!
今回、受水槽漏水は一時的には止水できておりますが、いずれまた漏水が起こる事の説明と、受水槽の耐用年数も大幅に超えているため、更新のご提案をし、後日御見積書を提出予定です。
今回の記事で今年最後のブログとなります。
今年も皆様から様々な案件のご相談をいただくことができ、本当に嬉しく思います。
また、今年はこちらのブログをご覧いただいたお客様からのお問合せを数多くいただくことができ、このブログを続ける事にとてもやりがいを感じました!!
本当に感謝しかありません!!
来年も更新を続けていきますので、建物に関する設備で何かお困りの事がありましたら、是非アメニティ・プラスまでお気軽にお問い合わせください。
来年も何卒よろしくお願いいたします!よいお年を!!