床下から水の音?開口調査で原因を特定しました!

アメニティ・プラス

こんにちは!

最近地震が多いですね。弊社は8階だからか、地震が来るとかなり揺れます。こう地震が多いと少々不安になりますよね。そう。地震による断水・漏水・停電の発生です。
地震が原因の場合、なかなか予防保全は難しいですが、定期的な設備の更新を計画し、実施していくことが重要です!

さて、今回ご紹介させていただくのは、町田市にある賃貸アパートの給湯管一部引き換え工事です。

◆まずは床下からの漏水場所を確認

管理会社様から、「ご入居者されている方が、床下から水が漏れている音がするので現地を確認してほしい」と仰っているので調査できないか?とのご依頼がございました。

早速現地に伺い、音が聞こえる場所付近にあった給湯器を確認するも目視で分かる範囲に漏水は無し。しかし確かに水の流れる音がしています。
もっと詳しく調査する為に、給湯器裏の壁面の開口をして確認したところ、給湯管の立上りの貫通部分で漏水を確認。漏水箇所が特定できました。

今回はすぐに工事することができなかったため、給湯器のバルブを閉めてこれ以上は漏水しないよう対処し、入居者様と工事日を調整し、後日改修工事をする運びとなりました。

◆改修工事当日

後日。改修工事を行っていきます。
まずは、開口や配管切断、斫り(ハツリ)などを行う時に発生するホコリや粉でお部屋の家具・家財が汚れないように養生をします。

養生が完成したら、床面の開口作業に移ります。
床材のCF(クッションフロア)を剥がすと下地にモルタルが使用されていたので、下の配管等を傷つけないように慎重に斫っていきます。

無事に開口が完了し、配管を露出することができたので、漏水場所を特定するために給湯管のバルブを開けてます。すると、物凄い勢いで水が噴いてきました!
これだけ水が吹いていれば水の流れる音がするわけですね。

既存の給湯管を撤去し、給湯器から漏水箇所の先までを架橋ポリエチレン管(以下、ポリ管) に引き換えます。

これは切り離した既存の配管です。

このお部屋の給湯管は別の業者が改修工事をしたのか、一部だけポリ管に引き換えられており、その接続部分からの漏水でした。

既存の銅管とポリ管の接続部分のソケットがうまくハマっておらず隙間から水が噴いてしまったと考えられます。

ポリ管に引き換え後、給湯管に耐圧試験を実施して漏れがないか確認します。加圧後圧力が下がらないので、問題なく引換えができている&引き換えた先でも漏水がない証拠です。

キッチンの水栓器具からも通水をして、お湯が出ることを確認。

耐圧試験、通水確認も問題なく終わったので最後に給湯管に保温材を巻き、給湯器のカバーを元に戻して作業完了です。

壁面は既存のボードをはめ込み仮復旧し、床下はコンパネを敷いて仮復旧。

壁面開口と床下開口の復旧は入居者様とのご都合が合わず、後日復旧工事を行うこととなりました。

ひとまず給湯管からの漏水が止まって安心です。

アメニティ・プラスでは給排水に特化したビルメンテナンス会社です!
給排水でお困りの方は是非アメニティ・プラスまで。
皆様からのご連絡お待ちしております。

2 のコメント

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