アメニティ・プラス
こんにちは!
明日から2月ですね!不動産業界では繁忙期となる時期でしょうか。管理会社の皆さん、弊社では即日対応も可能ですので、設備トラブルでお困りの際は弊社の事を是非思い出してください!
さて、今回ご紹介させていただくのは、葛飾区にある共同住宅でのPS内からの漏水対応です。
狭いPS内で作業するためにガスメーターや給湯器を取り外して施工を行った様子を紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
◎目次 ・PS内のどこから漏れていたのか? ・ガス器具の脱着を伴う排水管の工事施工 ・給湯器配管の工事施工
◆ PS内のどこから漏れていたのか?
もう仕事納めも間近に迫った昨年末、「マンションの一室のPS内から大量に汚水が溢れてきている」と管理会社様より連絡をいただきました。
一旦は廊下排水溝に逃がしをつくって、その場を凌いだとの事でしたが、早急な対応が必要との事ですぐに現地へ急行いたしました。
現地到着して確認したところ、既に漏水は止まっている様子。早速PSを開けて内部を確認していきます。
すると排水立て管がびしょびしょに濡れており、どうやら排水立て管の継手部分から噴いている様でした。
PS内が狭く、加えてガスメーターや給湯器が邪魔して漏水箇所が確定できません。
現状、継手部分から漏れているようには見えますが、継手ではなく配管部分からの漏水、埋設部との取り合いのフランジが割れているなど様々な事が想定できます。
また、給湯器の給水管接続部も劣化して危険な状態であったので、排水管一部改修とフランジセットの交換+給湯器配管も含め後日工事を実施する事となりました。
◆ガス器具の脱着を伴う工事施工
作業当日。
給湯器、ガスメーターの脱着はガス会社さんではないとできないため、協力をお願いして当日来ていただきました。準備が整ったら配管工事をできるようにするた、めまずはガス会社さんに一度ガス器具を取り外してもらいます。
これでPS内に入れるスペースができましたね。
いよいよPS内部に潜り込んで、漏水が疑われた排水立管の上部を確認できます!
下部から上部へ少しづつ確認していくと、何と排水管貫通部の下部接続部分が完全に抜けているのを発見!
トミジ管とのジョイント部分の劣化により、排水管が下にずり落ちてしまった事が原因の様でした。
これでは汚水が溢れるのも納得ですね。。。
それでは予定通りフランジ部分から改修していきましょう!
今回使用する部材→
まずは配管、フランジを撤去します。
新規で排水管を設置いたします。狭いですが工事自体はシンプルです!
接続が完了したら、上階から排水テストを実施し、漏れが無いことを確認いたします。
異常はありませんので、最後に新しい保温を設置して、工事完了です。続いて給水・給湯管の工事へ。
◆給湯器配管工事施工
給湯器を再度設置して、新規給水管と給湯管を取付します。
こちらはポリブデン管を使用いたします。
◆ポリブデン管とは
- 高温状態で長時間使用しても強度の低下はほとんどない。
- 有害物質の溶出や、赤錆・青錆の発生等による水質汚濁がなく、衛生的。
- 金属管に比べて内面が滑らかで摩擦抵抗係数が小さいため、スケール等が付着しにくい。
- 軽量で取り扱いやすく、切断、接合などの施工が簡単。
- 電気絶縁性が良好の為、金属管とは異なり電気腐食の心配がない。また、パイプを伝わっての漏電を起こすこともない。
などなど、メリットが複数ある配管材です。
架橋ポリエチレン管と非常に良く似ていますが、若干異なる部分もあります。(詳細はまたの機会に・・・)
工事完了後、汚水で汚れてしまった部分を清掃いたします。
そして再びガス会社さんに立会いいただき、ガスのエア抜きを実施し、最後に点火を確認して作業終了です。
現地確認~工事まで非常にスムーズな工程で実施する事ができました。
これでひと安心ですね。
設備に関する事で何かお困りの事がありましたら、是非アメニティ・プラスまでお気軽にご連絡ください。
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