噴き出した水がポンプに!!クリスマスの緊急対応から改修工事を実施!

アメニティ・プラス

こんにちは!

いよいよ7月に入りました!7月に入ると夏本番になったなあと感じますね。そして暑さもピークに近づいてきます。
つい先日弊社でも熱中症のような症状が出た社員もいたので、水分と共に塩分補給も忘れず行い、体調管理を徹底するようにしなければいけませんね。

さて、今回ご紹介させていただくのは、墨田区のテナントビルで実施した加圧給水ポンプユニットの交換工事です。

◎目次クリスマスに緊急対応要請加圧給水ポンプユニット交換

◆クリスマスに緊急対応要請

今回交換に至った経緯としましては、昨年のクリスマスまで遡ります。
昨年の12月25日(日)、管理会社様から地下受水槽室内の配管から水が漏れているとのご連絡がありました。
日曜日のクリスマスでしたが、緊急対応のご要望がありましたので現地に急行いたしました。

現地に到着し地下受水槽室内を確認すると、ポンプ2次側給水管のバルブ付近から水が噴いておりました。

そして、バルブ付近から噴いた水が大量に加圧給水ポンプユニットにもかかっておりました。

バルブから水が噴いてしまった原因は、給水管の被覆を剥がしたらすぐに判明しました。
給水管が物凄い錆びです。恐らく経年劣化でボロボロになり、ポンプが各テナントまで押し出した水圧に耐えられずに穴が空いたか亀裂が入ったかしてしまったのでしょう。

当然このまま放置はできませんので、すぐに改修工事に移りたいところですが、今日は日曜日のクリスマスで材料屋さんがお休みの為、急遽ホームセンターで部材を集めました。なぜこういう特別な日にこういった事は発生するのでしょうね・・・。

できることなら錆が進行している部分は全て改修をしてしまいたいですが、緊急工事で全ての箇所の改修は困難ですので、できる範囲で給水管の部分改修をすることで応急処置をして緊急対応は完了しました。

~後日~

現地の加圧給水ポンプユニットは悠に交換時期を超えており、今回の件で大量に水がかかってしまった事で正常に動く保証がないためポンプの交換、そして今回改修をしなかった錆だらけの給水管の交換を管理会社様にご提案。

ポンプが壊れてしまった場合、各テナントに水が送れず断水になってしまう事、給水管が錆びて劣化しているので、また前回の様にいつ水が噴いてもおかしくない状況である事をご説明しオーナー様、管理会社様のご納得をいただき今回の工事に至りました。

◆加圧給水ポンプユニット交換

工事当日の加圧給水ポンプユニットです。

問題を抱えながらも工事日までよく動き続けてくれました!!

まずはポンプ電源を落とし、受水槽内の水を全て抜きます。
受水槽内の水が抜けるのを待つ間に、ポンプ2次側給水管の被覆を全て撤去していきます。

緊急対応時もそうでしたが、給水管の劣化がかなり酷い状況です。遠目に見てもサビていることが分かりますね。

受水槽内の水が全て抜けたら、既存のポンプを撤去していきます。

全ての撤去が終了したら、次は各所新設に移ります。まずは加圧給水ポンプユニットを設置していきます。

地下受水槽室のハッチは600×600でユニットの方がサイズが大きくはいらなかった為、部分的にバラシて地下に運び受水槽室で再度組立ました。

ポンプが設置できたら、給水管の新設に移ります。
給水管は水道用硬質塩ビライニング゙鋼管を選定。見た目は普通の鋼管ですが名前の通り配管内部に硬質塩化ビニル管がライニングされており、錆びにくいメリットがあります。

給水管の新設ができたら、配管に被覆を設置していきます。

最後に受水槽内に水を貯めてポンプの試運転調整を行い、正常にポンプが運転するか、ポンプに異常があった際にしっかりランプが点灯するかなどを確認。

施工した箇所に異常がない事を確認して、作業完了です!!

今回は緊急対応からポンプ交換工事までをブログにてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

配管の劣化が酷く、水が噴いてしまった事。運悪く噴き出した水が、ポンプにかかってしまった事。この2点が防げたら今回の工事は実施せずに済んだと思います。

皆さまがお住いの建物の配管に問題はありませんか?ポンプなどの設備に異常はありませんか?

不安な方は是非、アメニティ・プラスまでご連絡ください!!皆さまの不安を払拭できるようお手伝いさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました!

◎関連する記事

1 のコメント

  1. ピンバック: 緊急工事!埋設配管の掘削で漏水場所発見! | アメニティ・プラスの活動ブログ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です