さて今回は、東京都武蔵野市吉祥寺にある物件にて実施した、受水槽塗装工事をご紹介いたします。
◎目次 ⚠️ 放置した場合に起こり得るリスク 🔍 現地状況の確認 🛠 受水槽塗装工事の流れ 💡 オーナー様、管理会社様へのご提案
⚠️ 放置した場合に起こり得るリスク
受水槽塗装は、設置後おおよそ10~20年ごとの実施が推奨されている重要なメンテナンスのひとつです。
特に屋外設置のFRP製受水槽は、紫外線の影響を長年受け続けることで表面が劣化し、遮光性能が低下していきます。
その結果、受水槽内部へ太陽光が入り込み、藻や苔が発生する原因となるため、管理会社様にとっても衛生管理上見逃せない設備です。
受水槽の劣化は、見た目だけの問題ではありません。
入居率に関わるようなリスクも考えられます。
・受水槽内部で藻や苔が繁殖し、水質悪化につながる
・パネル表面の劣化進行によりFRP強度が低下する
・入居者様から「水が臭う」「汚れている」といったクレームへ発展する
特に受水槽は“飲み水”を扱う設備のため、管理状態が建物全体の印象や管理品質評価にも直結します。
そのため、定期的に塗装を行うことが必要になるのです。
🔍 現地状況の確認
では実際の工事状況をご紹介させていただきます。
こちらが施工前の受水槽です。
📷写真①②③

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全体的に汚れや経年劣化が目立つ状態で、表面にはチョーキング現象も確認できました。
チョーキングとは、塗膜が劣化し、触ると白い粉が付着する現象のことを指します。
また、通気管の防虫網も破損していたため、今回あわせて交換対応を行いました。
🛠 受水槽塗装工事の流れ
まずは受水槽表面のケレン作業を行い、汚れや劣化した旧塗膜を除去していきます。
下地処理を丁寧に行うことで、塗料の密着性と耐久性が大きく変わります。
📷写真④⑤

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その後、周囲を養生し、遮光性能を持つ専用塗料を塗布していきます。
この遮光塗料によって、受水槽内部への日光侵入を防ぎ、藻や苔の発生リスクを抑制します。
📷写真⑥⑦

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最後に上塗りを行い、仕上げ作業となります。
📷写真⑧⑨

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施工後は見た目も大きく改善され、受水槽としての保護性能・衛生性能ともに向上しました。
💡 オーナー様、管理会社様へのご提案
受水槽は普段目立たない設備ですが、建物のライフラインを支える非常に重要な設備です。
特に以下のような症状が見られる場合は、塗装や更新のタイミングかもしれません。
・受水槽表面が白っぽくなっている
・触ると白い粉が付く(チョーキング)
・FRP繊維が露出している
・藻や苔の発生が見られる
貯水槽は災害が起きても槽内の水を使用できるというメリットがありますが、槽内の清掃や給水ポンプの点検などランニングコストが多く発生する設備でもあります。
今回は塗装工事を行いましたが、給水方式を直結直圧方式に変更するという方法も考えられます。
アメニティ・プラスでは、受水槽清掃・点検・塗装・各種改修工事まで一貫して対応しております。
設備の長寿命化や維持管理コスト削減のご提案も可能ですので、お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。
