皆さんこんにちは!本日も工事事例をご紹介させていただきます!
今回ご紹介するのは雨樋の詰まり対策工事の事例です。
東京都世田谷区にある物件で、「雨樋(あまどい)にゴミが詰まり水漏れが発生している」とご連絡がありました。
雨樋とは:屋根の上を流れる雨水を軒樋(軒先部分に設置される部材)で受けて雨の通り道を作り、地上へと流していく装置です。
ではなぜ雨樋が必要なのか?雨樋がないことで、次のようなトラブルになることがあります。
- 屋根から落ちた雨水が地面や金属製の設備等に当たった際の音が反響し、近隣住民とのトラブルになる。(予想外に反響するケースがあります。)
- 屋根からの雨水は勢いがつくため、建物の基礎や外壁を損傷させる恐れがある。
- 隣地に跳ねてしまい、隣家の外壁を汚してしまう。
こういったトラブルを避けるためにも、雨樋の設置・清掃・点検はしっかりと行いましょう。
今回ご紹介する物件は、物件横に大きな樹木がたっており、1年中落ち葉が落ちてくるような状況で、雨樋には下記写真のように、落ち葉や、経年により普段の簡易清掃では取れないような汚れが溜まっていました。
まず、落ち葉などのゴミを除去し、ヘラでこびりついた汚れを除去していきます。
その後、水を流しつつ、ヤスリで軽くこすりながらきれいにしていきます。
雨樋がきれいになったら、落ち葉が入らない対策として落ち葉除けネットを取り付けます。
これにて雨樋の清掃、落ち葉対策としてのネット取付工事は完了です。
雨樋は決して目立つ設備ではありませんが、建物を守る上で重要な機能をしています。
ネットを取り付けたからと言って今後は安心というわけではありません。ネットの隙間から入ってしまう細かいゴミや、引っかかりやすい枝は、見つけ次第取り除く必要があります。大切なのは、定期的に清掃、点検を行っていくことです。
この事例のように、何か小さなことでも、建物のことでお困りごとがございましたらアメニティ・プラスにお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました!