水が出ない!?「コマ落ち」したバルブの交換工事!

アメニティ・プラス

こんにちは!

昨日は東京でも初雪が降りましたね。積もるほどではありませんし、特に交通も混乱するようなレベルではなかったのが幸いです。

ですが、明日は10年に一度の大寒波だそうなので、しっかりと着込んで外出しましょう!

そして外部の給水管には凍結防止のために、水を少量出す、毛布を巻くといった措置をしてくださいね。水は凍結すると膨張しますので、給水管が破裂してしまいます。もし措置をせず、給水管から水が噴いているような現場を見かけた場合は、アメニティプラスにご連絡をお待ちしております!

さて、本日ご紹介するのは「池」のバルブとボールタップ交換工事です。断水調査方法とバルブのコマ落ちの説明、そして工事の様子を写真付きで紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

◎目次調査の結果、原因と思われる要素は2つ「コマ落ち」とは交換工事で無事水が出るように

◆調査の結果、原因と思われる要素は2つ

東京都足立区にある賃貸マンションで、中庭の池に水を送る水槽に水が溜まらないということで対応させていただきました。

早速現地に向かい、池へ水が流入する水槽を確認します。構造はこんな感じでした。

ボールタップの上げ下げ、バルブの開閉をしてみますが水が流れてきません。
流入配管の一次側から分岐している散水栓を回すと水が出てきますので、水が止まっているわけではないようです。
今回ご依頼いただいた理由が、直近で池の清掃を行うために一度バルブを閉めており、清掃後開いたら水が出てこなかったとのことで、状況からバルブの内部破損により機能不具合が発生したと判断。

こちらが実際の水槽とバルブの様子です。こちらには池に水を送る流入口と噴水のポンプがあります。

ボールタップが原因かもしれませんが、経年でかなり劣化していたため、併せて交換のご提案をして、後日両方交換を行うことになりました。

◆「コマ落ち」とは?

ちなみに、バルブの開閉ができない状態は「コマ落ち」、「太鼓落ち」などと呼ばれ、内部の弁体がステムと外れてしまっている状態のことを指します。
ステムとは操作部分と弁体を繋ぐ棒の事です。弁体がステムから外れてしまうと、操作部分をいくら回してもその力を弁体に伝えられず開閉が出来なくなってしまいます。

今回もこのコマ落ちが起きていることが想定されました。

◆交換工事で無事水が出るように

後日、部材を用意して交換工事を行いました。
池は共用部で特に入居者様にご迷惑をおかけするような場所でもなかったため、弊社の希望日に作業をさせていただくことができました。

新しく取り付けるバルブとボールタップ→


配管からバルブとボールタップを取り外し、新たにバルブとボールタップを取り付けます。

取り外したバルブを見てみると、バルブ内部の弁体が「コマ落ち」しておりました。
やはりバルブが原因で水を止めていたようです。

交換後無事水槽に水を貯めることができ、中庭の池にも水を張ることができました。

小さいことかもしれませんが、池に水を張ると建物の雰囲気・印象がガラッと変わりますのでとても大事です。
こうした小さな工事から、建物に関するお困りごとございましたら何なりとお申し付けください。
ご拝読ありがとうございました。

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