ユニットバス天井から漏水!経年劣化で○○に隙間が・・・。

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こんにちは!

最近表参道は外国人の方がとても増えたように感じます。コロナの制限もなくなりつつあり、以前のような活気が戻ってきて嬉しく思います。

マスクも個人の判断ということになりましたし、また元の生活に戻れるといいですね!

さて今回ご紹介させていただくのは、ふじみ野市で実施した漏水調査と復旧工事です。
ユニットバス天井からの漏水で、どのように調査をしているか?とどうやって復旧したか?の様子をご紹介しておりますので、是非最後までご覧ください!

◎目次ユニットバス天井からの漏水その後の調査で原因判明

◆ユニットバス天井からの漏水

春の陽気が気持ちいいとある日、ふじみ野市にある賃貸物件の管理会社様より、「ユニットバスの天井から水が漏れている・・・」と、ご入居者様から連絡があったので対応してほしいとご連絡をいただきました。

漏水被害にあったお部屋は1階ということでしたので、直上階からの漏水の可能性が高く、後日該当部屋のご入居者様、上の階のご入居者様と日程を合わせて漏水調査を実施することになりました。

【調査当日】

まずは漏水被害のあった1階のお部屋のユニットバスを確認します。

この日は水漏れは止まっておりましたが、天井点検口から内部を確認すると、大きな梁の部分に水で濡れた跡が残っておりました。漏水が有ったのは明白ですね。

直上は同じく浴室となっていたため、恐らくユニットバスに何らかの不具合があり、階下漏水してしまったと思われます。

では続いて直上階のお部屋のユニットバスを確認してみます。

今回、2階のご入居者様は仕事のため不在ということでしたので、管理会社様立会のもと不在入室の許可をいただき調査を行いました。
2階のお部屋の鍵を開けていただき、ユニットバスの浴槽点検口から漏水箇所を探ります。

浴槽点検口が狭く、試行錯誤しますが目視ではなかなか漏水箇所の特定ができません。
埒が明かないと内視鏡を入れて床下を確認すると、漏水している形跡を発見!

状況からやはり浴室からの漏水の可能性が高いようです。次に漏水の原因を特定するために、まずは給水・給湯管に耐圧試験を行います。耐圧試験により圧力が低下したら、その配管からの漏水が濃厚ということが分かります。

テストポンプを準備して試験実施。
給水・給湯管どちらにも圧力をかけて調べましたが、圧力は低下せず、配管からの漏水ではない事が判明しました。

給水・給湯管からの漏水ではなかったら、どこから漏水したのでしょうか?
次に疑われるのは、排水管、防水処理の劣化による隙間などです。

◆その後の調査で原因判明

ユニットバスを隈なく調査してみると、浴室洗面台と水栓器具の間に微妙な隙間がありました。

恐らくその隙間から水が入りこみ、バスタブまで落ちて浴槽点検口の隙間から床下に漏れてしまったと仮定し、調査を続けます。実際、浴槽点検口の裏側には水が流れた跡もありました。

その後も調査を続け、今回は配管に問題はなく、仮定した通り恐らく水栓器具の隙間と浴槽点検口の隙間部分が原因だと推測しました。よって、この隙間をコーキングで補修し、しばらく様子を見ていただく事になりました。

また、今回は3点ユニットでしたが、調査中トイレからずっとチョロチョロ水が流れている音が聞こえていました。こちらもついでに調べてみると、トイレタンク内のフロートバルブが経年劣化で止水不良を起こしておりました。
たまたま在庫を持ち合わせていたので、その場で交換。

少量ですが、水が流れ続けているので水道料金が高くなっていたと思います。
水廻りを一通り確認し、不具合がないことを確認して作業終了です。

処置から数日経ちますが、その後も連絡がないので恐らく改善することができたのでしょう。

漏水は必ず配管が原因とは限りません!
今回のように水栓器具の隙間からでも階下漏水に繋がる事もあります。

アメニティ・プラスでは漏水調査から復旧工事まで対応しております。
漏水や給排水設備でお困りの際は、アメニティ・プラスまでご連絡ください!!

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2 のコメント

  1. ピンバック: 漏水調査で原因特定!2ヶ所漏水していました・・・。 | アメニティ・プラスの活動ブログ

  2. ピンバック: 階下へ漏水!浴室から漏水で、今回の原因は○○でした | アメニティ・プラスの活動ブログ

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