みなさん。こんにちは!
さて、今回ご紹介するのは漏電の緊急対応事例です。
年始に川崎市川崎区の賃貸管理物件の共用廊下の照明が点灯しない、テレビも見れなくなったとの連絡があり、緊急対応しました。
現地到着後、共用部の分電盤を確認。すると、漏電ブレーカーがトリップしているのを発見。これにより、漏電ブレーカーの先にある小ブレーカーの共用部の照明、テレビ関連等が使えなくなったことが判明しました。
今回1次対応として、漏電しているブレーカーを一度復旧を実施。
再度漏電する可能性があるため、応急処置として漏電している可能性が高い共用部照明の小ブレーカーをすべて落としました。翌日弊社で電工による漏電調査を入れる手配をし、この日の対応は終了いたしました。
翌日に原因を調査したところ、共用部の非常用照明の絶縁値が0になっていることが判明しました。再度漏電ブレーカーがトリップしないように非常用照明の配線を取り外し、その他の共用部照明は復旧させ、対応は終了いたしました。
到着時、漏電ブレーカーがトリップ状態になっていました。
漏電ブレーカーを拡大した写真です。
今後このような漏電が起こらないよう、予防保全で照明器具寿命前に更新することをお勧めいたします。もしくは、漏電しても被害を最小限に抑えるために、漏電ブレーカー先の小ブレーカーを漏電機能付きのものに変更することも1つの方法としてお勧めいたします。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
次回をお楽しみに!
ピンバック: 台風でもないのに出社したら電気が付かない! | アメニティ・プラスの活動ブログ