さて本日は、渋谷区にて実施した水道メーター交換工事 をご紹介いたします。
◎目次 ・ご依頼の背景と工事の目的 ・配線工事と下準備作業 ・接線式メーターへの交換作業 ・集中検針盤の設置と最終確認 ・アメニティ・プラスにお任せください
🏢 ご依頼の背景と工事の目的
今回の物件は、
もともと住居として使用されていた 3階建て建物を美容室へ用途変更 する計画に伴い、
「専有部に入らず、共用部でメーター検針ができるようにしたい」
というご要望を、管理会社様・オーナー様よりいただきました。
そのため、
既存の1階・2階メーターを 記憶装置付きの水道メーター に変更し、
共用部に 集中検針盤を設置 する工事を行います。
📸 写真①

🔧 配線工事と下準備作業
まずは、2階から1階へ配線を通すための準備作業を行います。
コンクリート壁に コア抜き を実施。
📸 写真②

※コア抜きとは
コンクリートなどの構造体に、専用工具で穴をあける作業です。
コア抜き後、2階から1階へ配線を通していきます。
📸 写真③

さらに、
1階メーターを含めたすべての配線を外部へ通線。
📸 写真④・⑤

④ 
⑤
配線はPF管を使用し、露出配線で検針盤設置位置まで施工します。
施工前
📸 写真⑥・⑦

⑥ 
⑦
施工後
📸 写真⑧・⑨
🚰 接線式メーターへの交換作業
配線工事完了後、既存メーターを 記憶装置付きメーターへ交換 します。
交換前には必ず、
・メーターのネジ山
・蓋の裏の表記
を確認します。
メーターには主に以下の種類があります。
・上水ネジ :主に水道事業体が支給するメーター用に設計されたものです。(蓋裏に【J】表記)
・都ネジ:特定の規格や仕様を持つ特殊なねじで、主に東京都の水道配管に使用されます。
・金門ネジ:水道関連のネジの一種(蓋裏に【K】表記)
ネジの外径や山数が異なるため、種類を間違えると交換自体ができなくなるため絶対に注意しなくてはなりません。
交換作業中
📸 写真⑩
交換後
📸 写真⑪

⑩ 
⑪
📊 集中検針盤の設置と最終確認
続いて、共用部へ 集中検針盤 を設置します。
施工前
📸 写真⑫
施工後
📸 写真⑬

⑫ 
⑬
設置後、専有部にて実際に通水を行い、
メーターが正常に回転することを確認して工事完了です。
📸 写真⑭

※水道メーターは計量法により 8年ごとの交換が義務付け られています。
期限を超えると正確な計測ができず、
料金請求に使用できなくなるほか、
6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金 が科せられる可能性もあります。
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