さて今回は 足立区の一般住居で発生した漏水トラブル対応事例 をご紹介いたします。
◎目次 ・一晩でバケツ3個が満杯になる大量漏水 ・下階天井の状況と耐圧試験による原因調査 ・押し入れ側から最小開口で漏水箇所を特定 ・配管の部分交換・素材変更で再発防止 ・見た目を戻すまでが私たちの仕事です ・アメニティ・プラスからのご案内
🚨 一晩でバケツ3個が満杯になる大量漏水
管理会社様より、
「下の階の方がバケツ3個置いても、一晩で全部満杯になってしまうほど漏れている」
との緊急連絡を受け、すぐに現地調査へ急行しました。
また、以前に他業者様で調査されていたものの、漏水箇所の特定ができず、
「露出配管(お部屋の壁や天井の外側に新しく管を通す工法)」での引き直し提案となり、
根本解決に至らなかったとのことで、当社へ改めてご依頼をいただきました。
🔍 下階天井の状況と耐圧試験による原因調査
まずは上階入居者様に 給水・給湯を一時的に停止 していただき、
下階のお部屋天井の状態を確認しました。
天井には大きく染みが広がっており、漏水の激しさがひと目でわかります。
📸 写真①

今回は ラミネート天井板(表面が樹脂コーティングされた天井仕上げ材) だったため、
水分を含んでも 崩落せずに済みました。ここは本当にひと安心です。
その後、配管の状態を確認するため 耐圧試験(配管に圧力をかけて漏れがないか調べる検査) を実施:
- 給水管 → 圧力低下なし(異常なし)
📸 写真② - 給湯管 → 減圧(圧力低下)を確認
📸 写真③

② 
③
この結果とお部屋の位置関係から、浴室の給湯配管からの漏水 と断定しました。
🛁 押し入れ側から最小開口で漏水箇所を特定
浴室はタイル仕上げのため、タイルをできるだけ壊さずに調査 できるルートを検討。
📸 写真④

浴室水栓の裏側が リビングの押し入れ にあたっていたため、こちらから開口(穴を開けて点検)を実施しました。
点検の結果:
- 押し入れ床面で 漏水を視認
📸 写真⑤ - 配管を追うため 壁面も部分開口
📸 写真⑥ - 通水試験で 給湯管の貫通部分から落水を確認
📸 写真⑦ → ★ここが漏水箇所!

⑤ 
⑥ 
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🔧 配管の部分交換・素材変更で再発防止
次に、補修のため モルタル(配管まわりの建材)を慎重にハツリ除去 し、配管の部分交換に進みます。
- 破損配管撤去後
📸 写真⑧ - 劣化しにくい ポリエチレン管(柔軟で長寿命の樹脂製配管)へ部分入れ替え
📸 写真⑨

⑧ 
⑨
施工完了後は 再度耐圧試験 を実施し、圧力低下ゼロ=漏水停止 を確認しました◎
📸 写真⑩

🧱 見た目を戻すまでが私たちの仕事です
当日は仮復旧まで行い、後日 天井・押し入れ・壁の現状復旧工事 へ進みます。
※当社では、
露出配管の引き直しは原則おすすめしておりません!
理由は↓
- お部屋のスペースが狭くなる
- 見た目が損なわれる
- 入居者様が選んだお部屋の価値を下げてしまう可能性がある
アメニティ・プラスでは 入居者様が安心して暮らせるだけ ではなく、
お部屋の見た目や快適さも元通りにする ところまで大切に対応します 🧑🔧✨
万が一露出配管になる場合でも、可能な限り隠ぺい配管になるように配慮いたします。
🏢 アメニティ・プラスからのご案内
アメニティ・プラスでは、漏水トラブルに対して
・漏水調査
・配管改修工事
・水の一時逃がし作業
・内装復旧
まで ワンストップで対応可能 です!
現地調査・お見積りはいつでも無料 で承っております。
「また漏れたらどうしよう」「この染み大丈夫かな?」といった不安だけのご相談でも大歓迎 です 😊
建物設備のお困りごとがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください 📞
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お問い合わせを心よりお待ちしております 🌿✨
