受水槽『気相部』のボルトナット交換工事!放置すると漏水に繋がるかも?💦

アメニティ・プラス

こんにちは!

いよいよ4月が始まりました!アメニティ・プラスは今期から13期目に入りました。

今月から新人も入り、ますます励んで参りますので、今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

さて、今回ご紹介させていただく案件は受水槽内気相部のボルト交換です。
受水槽のパネルを固定しているボルトの交換工事の様子をご紹介しておりますので、是非最後までご覧ください!

◎目次受水槽の修繕一式をご依頼いただきました!気相部とは?放置するとどうなる?施工の様子

◆受水槽の修繕一式をご依頼いただきました!

場所は東京都大田区の共同住宅で、使用している受水槽周りの修繕一式工事のご依頼をいただきました。
内容は、次の5つの項目です。
①  加圧給水装置交換工事(受水槽に溜めた水を各戸の水栓器具まで水を送る装置。加圧給水ポンプユニット。)
②  定水位弁交換工事(受水槽内に入水したり、止水させたりをコントロールする弁。)
③  受水槽内電極交換工事(②の定位水弁や、ボールタップが故障した際に満水や減水の状態等を、警報で知らせる装置)
④  受水槽排水バルブ交換工事(清掃時など、受水槽内の水を抜くために開閉する弁)
⑤  受水槽気相部パネル接合ボルト交換工事(受水槽の水が浸からない上部のボルト)
です。
受水槽清掃及び点検をした際に指摘が出た箇所全ての是正工事を約2日間にに渡り施工いたしました。
この中で⑤のご紹介をさせていただきます。

◆気相部とは?放置するとどうなる?

気相部とは受水槽内部の水面より上部の部分のことで、通常水には触れることはありません。
この気相部は常に湿度が高く、さらに水道水に含まれる消毒剤の塩素によってボルトは錆びて腐食してしまいます。
たとえ、鉄より腐食に強いステンレスであっても、錆は防げません。
今回の現場のように、時間が経過すると受水槽気相部パネル接合ボルトからは錆だれしてしまいます。

この状態を放っておくと水圧でボルトが破損し、密着しているパネルとパネルが外れ、漏水につながります。
もちろん錆びの成分が溶け出すため衛生的にも好ましい状態であるとは言えません。
そのため、今回は樹脂製のボルトナットを選定いたしました。

◆施工の様子

受水槽内の水を全部抜き、いざ交換工事開始です。分かりづらいですが、こちらがボルトを外した写真です。


錆だれを可能は限り落としましたが、ここまでついてしまった跡は取ることができません。
そして樹脂製のボルトナットで固定していきます。

全て取付が完了したら終了となります。

気相部のボルトやステーなどは本当に錆びやすく、強度が無くなってしまうとこんな事故が起きてしまうことも・・・。

何か起きてしまう前に計画的に交換をお勧めいたします。
そのためには貯水槽清掃や点検を定期的に行い、提出された報告書で異変がないか都度確認することが大切ですね。

アメニティ・プラスでは貯水槽清掃、増圧ポンプ点検、雑排水管洗浄、付随する工事など、給排水に強みを持っております。
何かお困りのことなどございましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!

今年度も引き続きこのブログの更新を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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2 のコメント

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