◆少し前にグリストラップ清掃をしたけど流れていかない

さて、今回、ご紹介させて頂きますのは神奈川県横浜市の福祉施設のお客様です。
厨房排水が流れない！との、緊急対応要請を受け現地対応に伺いました。
何か月か前に、バキュームカーでのグリストラップの引抜き清掃を実施したそうですがその際に排水管の高圧洗浄は行っていないとの事。
確認してみると、厨房内の排水枡が完全に排水されていません・・・。

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このままですと厨房内の床に排水が溢れてしまいそうです。
グリストラップ（以後、GT表記）は屋外にあるそうなので、見に行きます。

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GTの1次側（排水がGTへ入ってくる側）の排水管が水没しています・・・・。これでは流れません。
GTは1次側に大きなゴミ等を受けるカゴが設置されています。どうやらカゴ内に溜まったゴミが排水障害となり流れない様です。
カゴを上げて様子を見てみましたが、あまり排水状況は良く無さそうです。

GT1次側の排水管高圧洗浄を行い、配管内に付着した油脂分を中心とした汚れを除去して行きます。

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すると配管に付着した油脂分が固まりとなって沢山流れ出てきました。
排水状況を悪化させている原因は、排水管内に溜まった油脂分汚れでした。

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高圧洗浄では落としきれなかった油脂分汚れが配管内に付着しています・・・・・・。

◆『フレックスシャフト』を使ってさらに綺麗にしていきます！

ここで、新兵器投入です！

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【フレックスシャフト】という海外製の清掃器具です。電動ドリルを動力源としていますので電源不要！
先端に付いている【チェーンノッカー】という鎖も様々なバリエーションがあり、排水管内で回転し配管内に付着した汚れに対して【叩く】アクションを行います。
叩く事により汚れを落とすのですが、建物の配管の種類（樹脂・鉄等）や配管の経年等の劣化具合によっては穴を空けてしまうことがあるので、状況を良く考え、内視鏡カメラと併用して作業を行います。

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←作業前　◆　作業後→

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排水管内の汚れを叩き落した後に再度、高圧洗浄を実施した後の写真です。

見事に綺麗になりました！！！これで安心して排水出来ます。

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清掃後、作業箇所周辺の清掃も行わせていただきました。これで作業は終了となります。

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◆大切なのは定期的な【汲み取り作業】

今回はGT内は簡易清掃とさせて頂き、定期的な職員様によるGT内の清掃実施のご提案をさせて頂きました。
年1回の清掃だけでは、またこの様な事態になってしまう事が考えられます。
緊急対応となると、どうしても費用が高額になってしまいますので、お客様にもできる【保全業務】をお願いさせて頂きました。
それは、【週1回のGT内、上澄み油脂分の汲み取り】です。

また、お客様より、年1回の厨房排水系統の高圧洗浄作業のご依頼も頂きました！ありがとうございます！！
暫くは、問題無く利用出来そうです。

アメニティ・プラスでは、日頃の様々な緊急対応事案を会社内にて共有しています。
社員全員が対応した緊急事案を共有する事により、社員1人では経験できない程の情報量となり、強いてはお客様に様々なご提案やアドバイスを可能としています。
緊急対応を強みとしているアメニティ・プラスだからこそ可能な、現場目線のご提案をお客様にさせて頂けるのも、日頃の緊急対応のお蔭でもあります。
大変ありがたい事です。

給水設備・排水設備にてお困りごとは御座いませんか？
『建物の給排水設備？何が付いてるんだ？古いのかなぁ・・・？良く分からない・・・・。』
そんなこのブログを見て頂いている皆様！是非、株式会社アメニティ・プラスへお声かけ下さい！！！
現地調査を行い、改修・更新が必要な給排水設備のご提案を行わさせて頂きます。
（現地調査は原則、無料にて行わさせて頂きます。調査内容等によっては費用が発生するケースも御座いますので、お気軽にお問い合わせください。）
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
次回をお楽しみに！