こんにちは!
今回は、断水対応とその改修工事をご紹介いたします。
神奈川県川崎市にある物件で、夜間に水が出ないと複数の入居者様から連絡がありました。
現場に急行して貯水槽を確認したところ水が少しずつしか供給されておらず、槽内の水がほとんど無い状態でした。
原因は定位水弁(以下、FMバルブ)の不具合でした。
FMバルブが経年劣化によって水の供給量が通常よりも少なくなっている状態でした。入居者の方の使用量に対して供給量が下回った為、断水が起こってしまいました。
その日は入居者の方に水の使用を一時停めて頂いて、貯水槽に水を貯めて撤収いたしました。
翌日FMバルブの交換工事を行い、お昼には復旧致しました。
FMバルブは5~10年の間で交換することをお勧め致します。また他の設備にも耐用年数が設けられておりますので
定期的なメンテナンスをお勧め致します。
劣化したFMバルブ
水の流れが少なすぎます。
水位が非常に低い状態
古いFMバルブを撤去します。
撤去後
撤去後(違う角度から)
新設したFMバルブ
配管をつないでいます。
配管に保温材を巻きます。
保温材を巻き終わりました。
劣化したボールタップを交換します。
ボールタップも新品になり、しっかり水が供給されるようになりました!
水は生活に欠かせない物、早め早めのメンテナンスが重要です。
日頃の気づきが本当に重要ですね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
次回をお楽しみに
マンション管理組合の理事です。
二槽式の場合は緊急対応なしでいくらになりますか。