さて、今回ご紹介するのは世田谷区にあるマンションにて起こった漏水調査です。

◆一時的に天井から落水してきた

漏水が起こったのは夜の9時頃で、天井のダウンライト周りから落水したとのこと。
翌日漏水の調査に伺い被害宅にヒアリングしたところ、漏水が起きたのはその時間のみだけということで、それ以降は今のところ何も起きていないことが判明しました。
次に上階の居室に訪問し同様にヒアリングしたところ、お風呂にお湯を貯めている最中に寝落ちしてしまったとの事。どうやら原因は浴室にありそうです。

◆前日の状況を再現してみる

それでは昨日と同じ状況を再現して、漏水が実際に起きるか確かめてみます。
ただ、再現をする前に浴室内を確認すると、浴槽側面にある点検口回りに怪しい箇所が見受けられました。ここが原因ではないでしょうか。

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実際に浴槽に水を張り、同時に蛍光漏洩試験薬というブラックライトに反応する薬剤を投入して再現を試みます。
すると、やはり点検口から床下に水が流れ込んでいました。

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点検口にはパッキンが無く、コーキングが打たれていましたが、経年により劣化してしまい正常に機能していませんでした。

設置されているユニットバスはかなりの年数が経っているため、既存の点検口のみを直すことが困難ですので、ユニットバスごとの交換か、コーキング等の対処療法でしのいでいくしかないのが現状です。
状況をお客様に説明し、今回は作業終了となりました。

アメニティ・プラスでは漏水調査から補修工事・交換工事などを行っておりますので
お困りごとがございましたら、是非一度ご相談ください。

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