皆さんこんにちは!いつも弊社ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
年の瀬も近づき、弊社のカレンダーも最後の1枚を残すのみとなりました。本当に1年は早いものですね・・・。
さて、今回ご紹介致しますのは【築37年の排水鋳鉄管の管内カメラ調査】です。
東京都武蔵野市に御座います、住居・店舗がある7階建てのマンションにて、最近排水に関連するお困りごとが、チラホラ起き始めているとの事でご相談を受けて弊社の方にて管内カメラ調査をご提案し、お伺いさせて頂きました。
調査対象は1号室系統の排水が全て集まる、排水横引主管に取り付けられております【掃除口】より管内カメラを挿入、管内の腐食状況や汚れ具合を目視調査致しました。
配管内は、かなり腐食が進行していました。
管内カメラを管内に挿入していきます。
カメラを入れて1mで滞留箇所によりカメラが水没してしまいました。
2.4mで滞留箇所を抜け、他の系統との合流部分の継手を確認、表面が錆によりボコボコしています。
3m付近は管底部は比較的滑らかにはなっていました。3.7m付近で横引き主管は縦方向へ落下し、このまま建物外部にある桝へ向かいます。
11m付近、建物外部にある桝へ到着し調査完了です
調査結果は以下の通りとなりました。
■調査結果報告(1階 掃除口より、1号室系統排水横引き主管より、外部桝までの調査、距離約11m)
①配管外観目視調査:既設鋳鉄排水管の外観には、錆びコブや腐食が表面に浮き出ている様な外観異常箇所は確認出来ませんでした。
②配管内の腐食状況:管内全体に腐食が発生していました。部分的に管内上部の錆が管底部に落下し、排水障害の原因となりそうな箇所も見受けられました。
③管内その他状況:1部ではありますが、配管内に滞留(※)箇所を確認、恐らく錆びの浮上等により、管内に段差が発生している可能性があります。
※滞留とは・・・・。(配管内に排水が溜まってしまう所、上流から排水が流れてきた際に、溜まり箇所にぶつかり流れを阻害してしまう事)
今回の調査箇所に緊急性を要する様な異常箇所は有りませんでした。しかし排水鋳鉄管の耐用年数はおおよそ40年、現状37年経過という状況から考えますと今後、排水障害・排水漏水等の発生リスクが増えてくる可能性が高い配管状況です。
弊社と致しましては、今回の調査結果を踏まえた上で、配管更新箇所の選定や管種・工法等のご提案を行わせて頂きます。
費用を潤沢にかければ勿論、様々な施工が可能です。
本当に必要な改修工事なのか?は中々一般の方には、知識が無く分からないと思います。
必要な箇所を適切に修繕して行くのが、給排水設備の予防保全という考え方では、理想的な形だと思います。
でも、実際どうすれば良いのか?何処まで・何時までに修繕した方が良いのか?お困りの方も多いのが給排水設備です。
アメニティプラスでは、日々の緊急対応・改修工事にて培った知識と経験をフル活用して
お客様のお困りごとに真摯に向き合いたいと、このブログを継続しています。
【まず見て欲しい】と思ったら、現地確認調査は無料にてお伺いさせて頂きます!
是非、弊社にご相談ください。
ご覧頂き、誠にありがとうございました。