予防保全の大切さを痛感されていたオーナー様からのご依頼がまた建物を救ったお話!

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こんにちは!

明日4月17日は弊社のある原宿に新しい商業施設
「ハラカド」がオープンするとのことで、昨日辺りから既にプレオープンで賑わっています☆

アパレルや飲食店はもちろん、地下には銭湯もあるようで今と昔の良さが融合しているのかな、と感じています。

新しい原宿のランドマークになりそうな予感で筆者も訪問するのが楽しみです!

今回ご紹介するのは東京都杉並区にある地区40年超えの共同住宅の給水管・給湯管更新工事です。

◎目次

・全国的な給水ポンプ不足から2年、オーナー様が思われること
・予防保全の大切さから建物全体の給湯管の引き直しを実行!
・パイプスペースにも腐食の魔の手が…漏水前に予防保全!

◆全国的な給水ポンプ不足から2年、オーナー様が思われること


事の始まりは2年前に宅内に水を送る給水ポンプが故障し、断水状態になったことからでした。


当時は半導体不足の影響で、給水ポンプが全く手に入らない状況でしたが、
奇跡的に在庫が1基あり、被害は最小限に抑えられました。
オーナー様は「今思い出すとかなり幸運だったが、もしあの時給水ポンプが手に入らなかったらと思うと…。」とお打ち合わせの度によく口にされます。


色々な業者様からポンプは受注停止していて発注できない。と言われてかなり焦ったことでしょう。
「トラブルが起きる前に予防保全をしたい!」との事で現地調査の依頼をいただきました。
パイプスペース内の給水管を見ると、、、


なかなか腐食してますね。これはいつ漏水を起こしてもおかしくありません。
オーナー様と打ち合わせを重ねていき、共用部含む建物全体の給水管を更新していくことになりました。

◆予防保全の大切さから建物全体の給湯管の引き直しを実行!


まずは専有部から更新し、その後共用部の給水管を更新していく流れになりました。
専有部工事は、一気にまとめての作業ではなく、退去ごとの工事でやってほしいとの依頼だったので、その期間中に漏水が起こらないように願うばかりです。
今回は3月の退去のタイミングで4部屋工事いたします。
躯体の中に給水管が埋設されているため、露出配管で引き直します。
また、同時にキッチンの流し台と換気扇を交換してほしいとのご依頼もいただきました。
工事当日、専有部とパイプスペース内の作業に分かれて作業します。
パイプスペース内の作業中にバルブのネジ部が腐食によってもげました。



急遽バルブも交換することになりました。
パイプスペース内の給水管は完了しました。


キッチン流し台と換気扇も交換し、各水栓器具に接続が完了しました。


化粧カバーをはめ込み完工です。

◆パイプスペースにも腐食の魔の手が…漏水前に予防保全!

パイプスペース内の配管がもげるほど腐食が進行しており、漏水の危険度が高いので、
オーナー様にはなるべく早めの交換をお勧めしようと思います。

漏水が起きてからでは緊急対応費用や被害宅の内装復旧費用が余計に掛かってしまいます。
トラブルが起きる前に予防保全するという事は非常に大事なことですね。
アメニティ・プラスでは配管更新工事も各種ポンプ交換も行っております。
何かお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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