建物管理において、非常階段は普段あまり使われない設備だからこそ、不具合の発見が遅れがちです。しかし、火災や地震などの緊急時には避難経路として重要な役割を担うため、日頃からの点検と予防保全が欠かせません。
今回は、川崎市のテナントビルで実施した非常階段扉のドアクローザーおよび錠前交換工事をご紹介いたします。
◎目次 🔍巡回点検で劣化を発見 🔧ドアクローザー交換工事 🔐錠前交換工事 ⚠️不具合が起きる前の対応が重要です 🚨放置した場合のリスク 📞建物設備の予防保全ならアメニティ・プラスへ
🔍巡回点検で劣化を発見
今回の建物は、アメニティ・プラスがビルメンテナンス業務を担当している物件です。
現地へ伺った際に建物内を巡回していたところ、非常階段扉のドアクローザーと錠前に経年劣化が見られることを確認しました。
現時点では大きな不具合は発生していませんでしたが、このまま使用を続けると扉の開閉不良や施錠不良につながる可能性があります。
管理会社様へ状況をご報告し、予防保全として交換をご提案した結果、工事を実施することとなりました。
📸 写真①

🔧ドアクローザー交換工事
工事当日は、テナント様が通常営業されているため、動線や騒音に配慮しながら作業を進めます。
まずは既存のドアクローザーを取り外します。
ドアクローザーは、扉をゆっくり安全に閉めるための重要な設備です。長年使用すると内部のオイルやシールが劣化し、油漏れや閉鎖不良が発生することがあります。
📸 写真②

既存機器を撤去後、新しいドアクローザーを設置します。
📸 写真③

設置後は扉の開閉速度や閉まり方を調整し、正常に作動することを確認しました。
🔐錠前交換工事
続いて錠前の交換を行います。
長期間使用された錠前は内部部品が摩耗し、施錠・解錠不良を起こすことがあります。非常階段の扉は緊急時に確実に使用できなければならないため、こちらも予防保全として交換を実施しました。
📸 写真④

既存錠前を撤去します。
📸 写真⑤

その後、新しい錠前を取り付けます。
📸 写真⑥

今回はシリンダー部分を再利用し、必要な部品のみを交換しました。
交換後は施錠・解錠の確認を行い、問題なく使用できることを確認しています。
⚠️不具合が起きる前の対応が重要です
今回の工事は2階から6階までの非常階段扉を対象に実施しました。
作業自体はシンプルですが、避難経路に関わる設備であるため、一箇所ずつ確実に施工・確認を行います。
朝9時から作業を開始し、13時頃には全ての交換作業が完了しました。
非常階段は普段使わない設備だからこそ、劣化に気付きにくい傾向があります。
しかし、
- ドアクローザーの油漏れ
- 扉の閉鎖不良
- 錠前の動作不良
といった症状を放置すると、緊急時の避難に支障をきたす恐れがあります。
そのため、大きな故障が発生してから対応するのではなく、今回のように予防保全として計画的に交換することが重要です。
🚨放置した場合のリスク
非常階段扉の不具合を放置すると、
- 避難経路として正常に機能しない
- 扉が閉まらず防火区画性能が低下する
- 錠前の故障による安全性低下
- 緊急時の避難遅延
などのリスクにつながります。
特に管理会社様にとっては、事故発生時の責任問題にも発展しかねないため、日常点検で早期発見・早期対応を行うことが重要です。
📞建物設備の予防保全ならアメニティ・プラスへ
アメニティ・プラスでは、ドアクローザーや錠前交換をはじめ、消防設備・給排水設備・空調設備・共用部設備など、建物全体の点検・修繕・改修工事に対応しております。
定期点検の中で劣化箇所を早期に発見し、故障や事故が発生する前に最適な修繕計画をご提案いたします。
「どこから修繕すればいいかわからない」
「設備更新の優先順位を相談したい」
そのようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
アメニティ・プラスは、管理会社様のパートナーとして、建物の安全性と資産価値維持をサポートいたします。
