こんにちは!いよいよオリンピックが始まりますね!オリンピックは楽しみですが、首都圏の交通渋滞によって現場にたどり着けなくならないかが心配になります。。。
さて、本日ご紹介するのは、給水ポンプのOリング・ガイドベーン・メカニカルシール交換の事例です。
東京都福生市の物件で、加圧給水ポンプから水が漏れていると連絡があり、現地確認を行うと、メカニカルシールから水が漏れていることが確認できました。
メカニカルシールとは、軸封装置とも呼ばれ、ポンプの軸から水が漏れるのを防ぐ構造のパッキンのことです。
普段は水が漏れることはありませんが、経年劣化や損傷により漏れることがあります。
メカニカルシールから水が漏れることを通称「メカ漏れ」と言います。
話を戻して、メカニカルシールはポンプの軸部分に設置されているので、まずはポンプを分解していきます。
分解中 取り外したポンプ
分解が完了したら、ケーシングの簡易清掃を実施します。
そして新しいメカニカルシールを設置し、再度組み立てていきます。
組立中 メカニカルシール設置
再設置後 交換後部品
組み立てが完了したら、試運転を行います。
異常がなければ工事は完了です。
メカニカルシールの漏水は、発生後すぐに何かが起きるというわけではありませんが、漏水した水により他の部品の腐食の原因になったりしてしまいます。
漏水が発見されない限り交換することもない現場が殆どですが、交換の目安は1年とされています。
定期メンテナンスを行うことで、早期発見、ゆくゆくはポンプの寿命を延ばすことにもつながっていきますので、是非メンテナンスをすることをお薦めいたします。
アメニティ・プラスではポンプの定期メンテナンスから、部品の交換工事など、給水設備のことならなんでも対応しております。
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