トイレ詰まり!?プロによる対処法紹介!

アメニティ・プラス

こんにちは!

今年初出勤日から一週間が経過しました。休みっぱなしだった体も徐々に慣れてきましたが、明日からまた休みです。いつまでたっても休みボケが治りませんが、この辺りで気合を入れなおして頑張っていきましょう!

◆「トイレが詰まって流れない!」

さて、今回ご紹介させていただくのは、横浜市青葉区にあるテナントビルで発生した、排水詰まり対応です。

よくある話ですよね。このブログでも度々ご紹介させていただいていますが、給排水設備の案件に特化してきている弊社の案件としても本当によくある話です。
もし対応に困ってこのブログにたどり着いた方は、解消方法を写真と共にご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

◆連絡を受けた当日に現地へ

今回はテナント様より「トイレが詰まって流れない」との連絡があり、緊急対応として現地へ当日のうちに駆けつけました。

現地到着後、まずは問題個所のトイレ大便器の水を流してみます。


ご連絡をいただいた通り、水位が上がってきてしまい、上手く排水が流れていきません。

トイレ排水不良の場合、主な原因は次の三つに分かれるかと思います。

  1. 異物をトイレに流してしまい、どこかで詰まっている
  2. 便器本体の不具合(陶器の劣化、破損など)
  3. 排水管の不具合(配管のサビ、配管が割れている、勾配不良など)

ラバーカップで解消することもありますが、今回は解消しなかったため、原因調査を実施することに。
調査にはファイバースコープを使用しますが、一度便器を取り外してみないとファイバースコープを入れることができません。よって、まずは便器を取り外します。

便器取り外し後の状況→

便器を取り外して、さあスコープを入れてみるか!と思い便器の排水口を見てみると、何かが詰まっているのを発見。

これが原因では・・・?

除去してみると、異物の正体はトイレットペーパーの芯でした。

芯が便器の排水口に引っかかり、そこにさらに流されたトイレットペーパーが詰まってしまって排水不良が起きてしまったようです。

トイレットペーパーの芯を除去後、念のため排水管にその他の不具合がないかを調べるためにファイバースコープを入れて調査を試みます。
調査の結果、本物件は約2.2mのところで横引き管と竪管が合流していること、それまでの管路では滞留や異物などもないことを確認することができました。

また、今回せっかく便器を脱着しているので排水管洗浄も一緒に実施します。

(トイレの排水管は”掃除口”がない場合便器を取り外さないと高圧洗浄を行う事はできません!)

排水管洗浄しながら水が戻ってこないことを確認し、便器を元に戻します。

元に戻した後にきちんと排水されるかを確認するため、排水テストを実施します。

トイレットペーパーが正常に流れたため、異常はありません!

排水の異常は解消できたため、これにて作業は完了となりました。無事に使用できるようになって安心ですね!

いかがだったでしょうか。工具があれば便器の脱着は誰でも行う事はできますが、素人がやるのはお勧めできません。なぜなら、上手く元に戻せなかったり便器を傷つけてしまったりすると今度は漏水の危険があるからです。

アメニティ・プラスでは、トイレの脱着対応はもちろん、トイレ以外の排水詰まり緊急対応なども行っております。
排水詰まりで何かお困りのことがございましたら、お気軽にご連絡ください。
最後まで御覧いただきありがとうございました!

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