こんにちは!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は加圧給水ポンプの分解修理をご紹介いたします。
先日、弊社が貯水槽清掃を実施した際にポンプのメカニカルシールから水漏れを起こしていると報告があり、急遽部品の分解修理を行いました。
メカニカルシールとは、ポンプの回転機械の動力を伝える軸部分(シャフト)に設置されるパッキン部品の一種です。
回転軸のシール機構には、「内部流体の漏れや外部からの異物侵入を防ぐ」「回転軸の運動(回転)を妨げない」ことが要求されます。
メカニカルシールでは、回転する摺動環と固定された摺動環が接触しながら回転するしくみですから、その接触のしかたがポイントとなります。
ピタリと密着してしまえば「漏れない」のですが、接触面の摩擦で「回らなく」なってしまいます。ミクロン単位の隙間の微調整が必要なのです。
架台からポンプ(1号)を外します。
分解して、部品を交換していきます。
Oリングを取付し、元に戻していきます。
この工程を反対側の2号ポンプでも繰り返しせば終了です。
問題なく終了しました。
こうした維持管理をしっかり行う事で、トラブルを未然に防ぐことができますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!