こんにちは！
気候も秋の気配がする今日この頃です。

アメニティプラスでも先日の台風で倒れてしまった植栽の撤去などの問い合わせが増えております。
さて、台風とは全然関係ないのですが、今日は排水管洗浄と排水管内の調査事例をご紹介いたします。

相模原市のとあるマンションで、トイレを流すとお風呂場の排水から臭いがするので何とかしてほしいという要望があり、対応いたしました。
なんでも、トイレを流すとお風呂場のトラップの水が無くなってしまうそうです。配管内の圧力の影響がありそうです。
トイレの排水（汚水）と洗濯・シンクなどの排水（雑排水）は通常別の配管が使用されるのですが、古い物件では合流していることも珍しくありません。
今回は合流位置の調査と、配管内に詰まりがないかの調査を兼ねて、配管内にファイバースコープを入れて原因の調査を行いました。

調査にあたり、配管内をできるだけ綺麗な状態にするため、まず排水管洗浄を行います。
排水管洗浄は高圧洗浄を逆噴射することで配管内の汚れを落としていきます。
落とした後は、しっかりと水を流すことで、配管内の汚れを流す必要があります。
この時、鉄管が使われていると、汚れと一緒にサビを落としてしまい、漏水に繋がることがあるので注意が必要です。

洗浄作業後、いよいよファイバースコープを入れていきます。
モニターを見ながらゆっくりとスコープを進めていきますが、配管内に詰まりや水の滞留などは見受けられず、7.0メートルで外桝に到達しました。
今回は一番奥の排水場所であるトイレからスコープを入れ、途中1.4メートルでシンクの排水、3.1メートルで浴室と合流していることが分かりました。
またその先で、恐らく上階との合流地点があることが分かりました。

臭いの原因である汚れは取り除き、トイレを流したところ、やはり浴室のトラップの水はなくなってしまいます。
水が他の場所の排水によって引っ張られてしまうということは、排水管内の空気が正常ではないことが考えられるため、通気弁を設置することをご提案し、終了とさせていただきました。
アメニティプラスでは、調査から改修まで様々なご提案を行う事が可能です。
建物全体はもちろん、マンションの1室のみの対応ももちろん可能でございます。
給排水設備のご相談は、是非お気軽に弊社にお問い合わせください！

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

次回をお楽しみに！