特に屋上の排水不良は、雨が降るたびに水が滞留し、状況によっては屋上防水や建物内部への漏水リスクにつながるため、早期の確認と対応が重要です。
排水口にごみや土砂が詰まっていても、屋上に上がる機会が少なければ、異常の発見が遅れてしまうこともあります。
今回は、東京都東大和市の共同住宅で、管理会社様からご相談いただいた屋上排水不良の緊急対応をご紹介します。
現地確認では、屋上が水深40〜50cmほどのプール状態になっていました。排水口の詰まりを解消して水を排出し、今後の管理に向けて屋上清掃もご提案した事例です。
◎目次 🔍 現地調査|屋上が水深40〜50cmのプール状態に 🛠️ 排水口の詰まりを解消|滞留していた水を排出 🧹 応急対応後の課題|屋上清掃をご提案 ⚠️ 管理会社様へ|屋上の排水不良は発見の遅れに注意 🏢 屋上のドレン詰まり・清掃もアメニティ・プラスへ
🔍 現地調査|屋上が水深40〜50cmのプール状態に
管理会社様から本件のご連絡をいただき、早速現地へ向かいました。
屋上を確認すると、なんと一面に水が溜まり、まるでプールのような状態になっていました。
📸 写真①〜④
水深は約40〜50cmに達しており、屋上の排水が正常に機能していないことが分かります。
さらに、最上階の入居者様に状況を伺ったところ、風が吹くだけでベランダに水がボタボタと垂れてくるとのことでした。
屋上に溜まった水が、建物の端部などから流れ出ていた可能性が考えられます。
この状態を放置すると、屋上防水の状態や建物の構造、室内への漏水などに影響を及ぼすおそれがあるため、まずは応急対応として排水を行うことにしました。
🛠️ 排水口の詰まりを解消|滞留していた水を排出
屋上に水が溜まっている原因を確認し、排水口の詰まりに対応しました。
排水口付近をドライバーで突くと、勢いよく水が流れ始めました。
📸 写真⑤・⑥
今回の原因は、長年にわたって蓄積したごみや土砂などが排水を妨げていたことと考えられます。
さらに、直近1〜2か月は大雨や台風などの影響を受ける機会が多く、排水が追いつかない状態が続いたことで、屋上に大量の水が滞留したとみられます。
排水口の詰まりを解消した後は、水が流れ続けることを確認しながら排水を進めました。
その結果、約30〜40分かけて屋上に溜まっていた水をすべて排出することができました。
🧹 応急対応後の課題|屋上清掃をご提案
水の排出は完了しましたが、屋上には長年蓄積した汚れが残っていました。
📸 写真⑦

今回のように排水口周辺へごみや土砂が堆積すると、雨水の流れが妨げられ、再び排水不良が発生する可能性があります。
そのため、今回は応急的な排水対応に加えて、屋上全体の清掃をご提案しました。
屋上は普段、入居者様や管理会社様の目に触れにくい場所です。そのため、美観を維持する目的だけでは清掃の優先順位が低くなりがちです。
しかし、屋上の清掃は見た目を整えるだけでなく、ごみや土砂による排水不良を防ぎ、建物を適切に維持管理するうえでも重要です。
建物の構造や周辺環境、屋上の汚れ具合にもよりますが、数年に一度を目安に状態を確認し、必要に応じて清掃を検討することをおすすめします。
⚠️ 管理会社様へ|屋上の排水不良は発見の遅れに注意
今回のように、屋上の排水口が詰まっていても、普段人が立ち入らない場所では異常に気づくまで時間がかかることがあります。
屋上に水が溜まった状態を放置すると、屋上防水の状態によっては漏水につながるおそれがあるほか、最上階の住戸や共用部に被害が及ぶ可能性もあります。
管理会社様にとっては、入居者様から漏水の連絡を受けて初めて屋上の異常が判明する、といった事態をできるだけ避けたいところです。
定期的な巡回や点検の際に、屋上の排水口や周辺のごみ・土砂の堆積状況を確認しておくことで、トラブルの早期発見につながります。
特に大雨や台風が多い時期の前後は、排水設備の状態を確認しておくと安心です。
🏢 屋上のドレン詰まり・清掃もアメニティ・プラスへ
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