こんにちは!
湿度の高い日が続いて憂鬱な気分になりますね。
さて、本日は東京都港区のマンションで発生した断水の緊急対応の案件をご紹介いたします。
管理会社様からご連絡をいただき現地に伺ってみると、どうやらだいぶ古い物件のようです。
高架水槽(高置水槽)方式と事前に聞いていたので、とりあえず受水槽とポンプ回りを見てみましたが、異常はなさそうです。
続いて屋上に上がって高架水槽を確認します。
マンホールを開けて高架水槽をのぞき込んでみると、水が入っていませんでした。
また、もう何年も清掃を行っていないようで、高架水槽内は藻が発生していました。
ものすごい状況です。
高架水槽は電極棒という部品により水位を制御しているのですが、電極棒にも藻が発生しており、恐らくこれにより制御が上手くできていない事が推測されました。
試しに電極棒を短絡してみると・・・案の定、給水が開始されました。
藻、恐るべし。
そのまま逆に給水され続けるのも怖いので、給水が止まるのを確認します。
しばらくして無事に止まったことが確認できたので、管理会社様には清掃のご提案を強くさせていただき、対応完了といたしました。
(電極棒の劣化も見受けられましたが、建て替えることが決まっているそうなので、今回はそのまま使うこととなりました。)
今回は極端な事例となりましたが、増圧ポンプが主流となる今でもまだ貯水槽・高架水槽方式の建物はたくさんあります。
この水はもちろん飲料水にもなる水ですから、適正な管理がされていないと、健康被害を及ぼす可能性があり、とても危険です。
そして、槽の大きさにもよりますが、水質を維持するために適切な管理を行う事が義務付けられています。
ぜひ適切な管理をお願いいたします。
アメニティプラスでは貯水槽の清掃から、高架水槽に汲み上げるポンプの点検、給水管の工事など幅広く引き受けております。
お見積りは無料で行っておりますので、お困りごとはお気軽にお問い合わせください!
最後まで御覧いただきありがとうございました!